ハッピーエンドとそれから

晦日です。いかがお過ごしでしょうか。八川です。

2022年もあっという間に終わりを迎えようとしています。昨年の10月に始めたブログも気づけば1年。間隔が空いた時期もありましたが、毎月コンスタントに記事を投稿できたのは素晴らしいことだと自賛します。来年も継続していきたいですね。

さて今回は、2022年の振り返りとして「今年の曲5選(2022年リリース限定)」「ブログの振り返り」の2本立てでお送りしていこうと思います。どうぞお付き合いください。

 

今年の曲5選

5つの部門を用意してベストを選出する形式にしました。洋楽は聞かないので知りませんし、幅広く聞いてるわけでもないことをご了承ください。

 

J-POP部門

月の踊り子

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来年にメジャーデビューを控えるセカイ系おしゃべりポップユニット「ポップしなないで」の配信7thシングル。あの「みんなのうた」にも起用されたナンバーです。

前を向きつつも、どこか憂鬱さを抱え込んだ歌詞と曲調が特徴だと思っているのですが、この曲にはしっとりした"夜の美しさ"を感じました。個人的には「ネクライトーキー」とともに売れてほしいなあと思っているバンドなのです。今年の秋にはテレビアニメのエンディング曲も担当していたので、来年から駆け抜けてほしいですね。オススメ曲は「夢見る熱帯夜」です。

次点はマカロニえんぴつ「星が泳ぐ」です。マカえんってこういう曲もかけるんだ……と驚かされました。

 

ボカロ部門

ポストシェルター

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「ラグトレイン」で有名な稲葉曇さんが1月に発表した楽曲です。稲葉曇さんの作る曲はあまり明るい曲調ではなく、暗くもなく。歌詞に難しい言葉が入っているわけでもなく、理解できるわけでもなく。柔らかくも不安定な世界観を感じるのですが、その中でもこの曲は切なさと哀愁を色濃く見せている気がします。言葉にするのが難しいですが、今のところ稲葉曇さんではこの曲が個人的ナンバーワン!です。

次点は電ǂ鯨さんの「暮しガスメータ」です。どちらかと言うと界隈曲の側面もある気がします。

 

歌い手部門

飴色の微熱

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バーチャルシンガーのsomuniaさんが歌う、コンピレーションアルバム「SPOTLIGHT vol.2」内に収録された楽曲(YouTubeにあがっているのはアレンジVer)です。2分半ほどでフル尺の短い楽曲で、同じフレーズを何度も繰り返すことによって生まれている疾走感と、透き通るような声で恋の終わりを歌い上げる、あっという間に終わってしまう失恋ソングです。ちょっと触ってしまったら壊れてしまうような、そんな雰囲気がたまりません。

somuniaさんはカバー曲も多くアップロードしてまして、「今夜はブギー・バック」「君に、胸キュン。」「波よせて」のような名曲や「アンインストール」「だんご大家族」などのアニメソングも歌っているので、ご興味があれば是非。

次点はハニーストラップ「夏桜」です。こっちもVTuberユニットなので歌い手部門じゃないほうが良かったかもしれん。

 

アニメソング部門

シャル・ウィ・ダンス?

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「シャドーハウス」2期のオープニングテーマです。顔のない貴族のような一族「シャドー」と、シャドーに仕え「顔」役を務める、フォルムがそっくりな「生き人形」たちが暮らす、謎の多い館「シャドーハウス」。1期OPは歌詞がない*1ことでも話題になりました。

2期OPは1期EDも担当したReoNaさんが歌唱。1期EDは謎多き館を包むような歌詞でしたが、館の大きな秘密が明かされている本曲の歌詞ではシャドーハウスの黒い部分を全面的に押し出していて、もう最高の一言に尽きます。逆にこれアニメ観てない人にはどう聞こえるんだろうなあ。

次点はアサルトリリィ「Neunt Praeludium」です。ぶっちゃけこっちが1位でも良かったくらい大好きな曲なんですが、アニメではなくゲームの新規テーマソング的な立ち位置にある曲なので除外しました。歌詞割りが良。

 

ミリシタ部門

LOVE is GAME

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ミリシタ部門ってなんだよ。というわけで今年私がドハマリしたゲーム「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」からは3月に追加された楽曲「LOVE is GAME」です。

8bitのような音に乗せて歌われるのは「三次元のプレイヤーに恋をしてしまった二次元のキャラクター」という超メタテーマ。RAINBOW GIRLのような題材をアイマスでやってしまうのか?!という衝撃もそうなのですが、この曲に合わせて追加されたイベントコミュ(ストーリー)が、歌唱メンバー1人1人を好きになってしまいそうな演出で溢れれているのがまたズルいんですよね。惚れてまうやろ~!

PVにはありませんが、フルコンボを継続した状態で特定のノーツを叩くと見ることができる「スペシャルアピール」では、"超えられない壁"のようなものを感じられるので必見です。

次点は「スペードのQ」。ハロプロで有名な作詞者・児玉雨子さんが手がける衝撃のヤンデレソングです。これもアイマスでやるのか!!という衝撃がスゴかったですね。いろんなテーマに手を延ばす点はモー娘。ハロプロに共通している部分がある気がします。

以上、今年の曲5選でした。2022年オンリーとなると結構難しいですね。

 

今年のブログ振り返り

まずはじめに、これが2021年終了時点での私の「経県値」です。ピンクが居住、赤が宿泊、黄が接地、緑が通過。未だに本州を出たことがなく、北端は松島海岸駅、西端は大阪駅と狭い世界で暮らしておりましたが、今年は多くの場所を訪れることができました。

 

2022年バージョン。3月の「中国地方遠征」、8月の「四国地方旅行」および「東北地方倹約旅」、9月の「志摩関西回遊」(未完)と、10月に敢行した「青い森へ弾丸ライナー」、昨日・12月30日まで5日間の日程で執り行った「西日本私的遠征」、計6回にわたる大規模な旅行をした影響でここまで広がりました。年齢の都合で今年から自分だけでいろんなところに行けるようになったのが如実に表れています。

 

画像

九州については脳内の西鉄福岡市営地下鉄の路線図がこんな感じなのでしばらく白色でなくなる機会は来ないと思います。2025年には行けたらいいですね。

 

さて、今年はこの記事を除くと33本の記事を書き上げました。下半期は旅行記が占める部分が多くありましたが、それぞれについているタイトルのほとんどには"元ネタ"があり、記事に関係する内容か、ただ使いたいだけのフレーズを引用していました。というわけで、2022年ラストを記念して記事タイトルの元ネタを開示していこうと思います。誰得かは分かりませんが、ブログは自分語りの場なのでヨシとしましょう。

 

中国地方遠征④──ドキドキ帰宅部フリーゲーム「ドキドキ文芸部」を文字ったタイトル。記事内でドッキリを仕掛けられたため。

自分だけの速さで…TVアニメ「TARI TARI」挿入歌「radiant melody」の歌詞。主となる内容がアニメの聖地・鎌倉であるため。

午睡のふりをして…電ǂ鯨さんの楽曲「暮しガスメータ」の歌詞。午睡は昼寝のこと。

\世界のももクロナンバーワン/ももいろクローバー「あの空へ向かって」の間奏で、ライブにおいてファン(モモノフ)がかけるコール。公開当初は「世界」と誤植。

ありがとう、すべてのニシノフラワー。…映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」のキャッチコピー「さらば、全てのエヴァンゲリオン」のパロディ。ニシノフラワーに感謝の気持ちを伝えたいため。

岬めぐりのバスは走る山本コウタローとウィークエンドの楽曲「岬めぐり」の歌詞。記事内で巡った三浦半島がモチーフとされているため。

日曜の夜は出たくない…たまの楽曲「かなしいずぼん」の歌詞。ごった煮のお出かけ記事内に日曜日が出てこないため。

まるでLittle Tripアイドルマスター ミリオンライブ!(以下・ミリマス)の水瀬伊織・エミリーによる楽曲「little trip around the world」の歌詞。記事内でアイマスに触れているほか、徹夜を兼ねたお出かけを敢行したため。

今日はずるやすみをしよう…稲葉曇さんの楽曲「きみに回帰線」の歌詞。使いたかったため。

四国地方旅行①──私たちのSummer Trip…ミリマス内の北上麗花によるソロ曲「サマ☆トリ 〜Summer trip〜」の歌詞を組み替え。夏の旅行だったため。

東北地方倹約旅①──歩き出しては寄り道…ミリマス内の矢吹可奈によるソロ曲「おまじない」の歌詞。旅行日が矢吹かなの誕生日かつ、まっすぐ目的地へ向かわずに矢吹駅・笹木野駅に寄り道したため。

四国地方旅行②──僕らを海岸線に映して…水族館が舞台のアニメ「白い砂のアクアトープ」前期OPに起用されたARCANA PROJECTの楽曲「たゆたえ、七色」の歌詞。記事内で水族館を訪れたため。

東北地方倹約旅②──蒼き光の向こうへアイマス如月千早によるソロ曲「眠り姫」の歌詞。使いたかったため。

四国地方旅行③──心の行方を今はまだ…TVアニメ「猫物語(黒)」の羽川翼によるオープニング曲「perfecct slumbers」の歌詞。映像に登場する下灘駅を記事内で訪れたため。

志摩関西回遊③──みなさま~(聖地巡礼)バーチャルYouTuber・周央サンゴが挨拶に使用する「みなさま~」に、切り抜き動画で(天下無双)という括弧書きがついたことによって広まった「みなさま~(四字熟語)」文化。同氏によって話題となった志摩スペイン村を記事内で訪れたため。

電車に揺られこの街まで森高千里の楽曲「渡良瀬橋」の歌詞。モチーフとなった周辺地域に訪れたため(渡良瀬橋にも行っていないし、赤城は歌詞の指す「この街」ではない可能性が高い)。

ハッピーエンドとそれから私立恵比寿中学の楽曲「ハッピーエンドとそれから」タイトルより。曲の内容は全く関係ないが年末年始っぽいため。

中国地方遠征②──さらば、本州四国地方旅行④──ただいま、本州…対比。前者は宮島へ、後者は四国から、それぞれフェリーを用いたため。

 

以上が元ネタになります。ここだけで30分かかりましたが、それだけ多くの内容をブログに記したということでもあります。感慨深いですね。きっと来年もやります。

というわけで、2022年は当ブログおよび私とお付き合いいただきありがとうございました。最後に、「1000文字書いたら1はてなスター貰える」という仮定のもと試算した当ブログの「はてなスター指数」を掲出してお別れとしましょう。

 

来年もよろしくお願いします。

*1:顔のないシャドーがシャドーハウスにおける主人公であるための粋な演出だと勝手に思ってます。