中国地方遠征①──八川、八川を訪問

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去る3月の2日から6日にかけ、中国地方を中心にお出かけをしてきました八川です。

「山陰のローカル線潰し」を主目的とし、いろんな駅を訪れ、いろんな方と出会いました。結構充実した旅だったので、このブログで数回に分け盛大に自分語りしていこうと思います。

 

3月2日(水)

旅の出発は日が暮れてからでした。準備を済ませ北与野駅へ。入場後、早速イヤホンを忘れてきたことに気づき、100均の330円(せめてもの背伸び)イヤホンを調達してきました。この時のショックで最初に乗車した埼京線の写真を撮っていません(言い訳)

上の写真でとっくにバレていますが、今回はサンライズ出雲に乗車し午前から現地での行動を目指します。人生初のサンライズ、人生初の寝台特急。期待とドキドキに胸を膨らませ、いざ東京駅へ!

 

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その前に、秋葉原駅atreのウマ娘コラボを撮影してきました。だってウマ娘かわいいんだもん……これはもうオタクの性です。

アプリ1周年を迎えたウマ娘、インターネットをしていれば嫌でも目に入ってくるコンテンツだと思います。実際の競走馬が歩んだ歴史を忠実に再現したアニメ、擬人化の完成度の高さなどが人気の秘訣です。

 

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かつては電気街といわれ、バスケコートもあった秋葉原はオタクの街に変貌。ウマ娘の広告が目立ちます*1、これいくら払ったんでしょうか。今「あなたの近所の秋葉原」なんてフレーズを使えばオタクコンテンツまみれということになります。

 

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東京駅に到着。山手線の車両にもウマ娘のラッピングが行われており、52人*2ウマ娘が11両にそれぞれラッピングされ山手線ラッピング界隈が久しぶりに悲鳴を上げる*3事態に。1号車から11号車にかけ最近活躍した馬になっていき、私は7号車に2人並んだグラスワンダーセイウンスカイをパシャリ。

 

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いつまでもウマ娘の話をしているとサンライズに乗れないのでそろそろホームに移動します。お見送りに萩薬師さんが駆けつけてくれました。行先鉄の萩さんは当日の朝も東西線で出た非定期の行先に奔走し一度帰宅している中、わざわざ夜にお見送りのために駆けつけてくださいました。ま、関西に行くのは、私だけなのですがね(笑)(性格悪)

 

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先ほどの1人じゃ撮れるはずのない写真も萩薬師さんが撮影してくださいました。いい感じです(何様)

 

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入線したサンライズにいざ乗車!偶然にも東京駅ホーム側のシングル個室だったため、窓越しに写真を撮っていただきました。ピースなんかしちゃってはしゃいでます。

 

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特急サンライズ出雲 21:50東京→9:58出雲市

山陰に向けいざ発車!しっかり後追いまで撮影してくださいました。これ1人で撮ってたら思い切り乗り逃してますからね。1本目から旅程崩壊です。

 

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一部の方には先に旅程を公開していたのですが、「サンライズ区間乗るなら車内放送録ればいいのに……」と言われ、ピンマイクを持っていない私は「よ~し、おじさん張り切っちゃうぞ~w」のノリでAT9901を購入。音を拾ってくれないトラブル等ありましたがFF方の解決策により出発までには間に合い、全区間収録することができました。ありがとうございます。

 

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どうでもいいですが2階建てのせいで通路の天井頭スレスレでした。

 

3月3日(木)

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初の寝台特急はまったく寝付けず、唯一寝れたのはサンライズ瀬戸と別れ伯備線に入った備中高梁~新見のわずかな区間のみ。時間にして30分の睡眠を経て、サンライズ出雲市に到着しました。東京で萩さんと別れてから12時間8分、実に半日もの間同じ電車に揺られていたことになります。地味にトップナンバー編成でした。

 

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寝台特急最大の魅力は寝ている間に見知らぬ土地へ運んでくれていること。まあ私は寝れなかったのですが、気づけば中国地方、そして島根県までやってきてました。大阪府より西に行ったことのなかったため感動もひとしお。

 

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お昼ごはんを調達し出雲市駅に戻ると終着のキハ120形が。この浜田色こそ乗る機会がありませんでしたが、今回の旅はこのキハ120形が走っている地区ばかりを巡るものとなっております。まずは顔合わせという形に。

 

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山陰本線 普通 米子行 10:51出雲市→11:09宍道

キハ120形ではなくキハ126系に乗り、来た道を若干戻って宍道(しんじ)へ。この車両もトップナンバーの1001+1番でした。もちろんキハ126系は初乗車です。

 

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伯耆大山駅で人が立ち入ったため行き違いの列車が遅れるなどありましたが、列車はほぼ定時に宍道まで到着。

 

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木次線 普通 出雲横田行 11:27宍道→13:01出雲横田

宍道からは、ここから備後落合までを結ぶ木次線に乗り換えることができます。あの木次線です。営業係数が留萌本線・山田線に次いでワースト3位、スイッチバックを抱えるなどして、有名なおろちループを抱える並行道路の完成後はみるみる利用客が減ってしまったヤバい路線です。車窓から見えるおろちループを逆に観光資源とした「奥出雲おろち号」も運行終了が発表され、後継の「あめつち」はおろちループのある区間には乗り入れないとか。出雲神話日本書紀にあやかった愛称を各駅に付与するなど努力しているのですが、まず路線自体があまり知られていません。

 

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こんな感じの駅名標が5駅くらいに残っています。都市圏に住んでいるとよだれが垂れてしまうほど貴重です。

 

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列車は備後落合行の幕を表示していましたが、途中の出雲横田駅で下車。ここから先の備後落合までは大雪のため冬眠中JR西日本社員お手製のしめ縄がかかった駅舎のまわりにはかき分けられた雪があり、来るまでは冬眠するレベルなん?と思ってましたが現地に来て納得しました。

 

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ここからは鉄道と同じ時刻に走る代行バスに乗り換えます。線路には道中でスイッチバックを抱えており時間がかかりますが、道路はおろちループで山を越えるためこちらの方が早く着きます。う~ん完全敗北。この代行バスでどこまで向かうかと言いますと

 

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八川駅です。
そう、この木次線には私のハンドルネームと全く同じ名前である八川駅があります。私がこの駅から拝借した、といった方が正しいですね。矢川*4サブアカウントを作るにあたって、ちょうど良い駅名があるじゃないかと。

結果的に私のTwitter運営のせいで一種の風評被害(詳しくはこの記事に書いてあるのでご参照ください)を与えてしまったうえ、訪問したことすらないという状態はさすがにマズいと常々思っていたので、こっそりやってきた次第でございます。

 

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そんな八川駅の周辺はこんな感じ。大雪で止まっているだけあって降り積もった雪が残っていますが、人家がないというわけではなく、手前には国道も走っており決して寂れているわけではありません。これで平時の利用客数0人だぜ。

 

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駅名だけでなく、周辺にはしっかりと地名として「八川」が存在します。ちょっと面白そうなので歩いてみました。この看板の時点ですでに面白いんですが。

 

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八川駅前」バス停。国道をそのままなぞるようにバスが走っています。

 

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こういうところは実態不明のバスも多いのですが、しっかり本数が確保されておりそれなりに走っています。というか木次線より多いです。鉄路への絶望をますます感じます。

 

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八川コミュニティセンター。たくさんの八川がここでコミュニケーションを取っています。

 

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八川郵便局。私に対するお便り・お問い合わせはこちらの郵便局まで鉄道でお越しください。

 

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雲南(うんなん)警察署八川駐在所。別に私が常時ここにいるわけではありません。というか目の前を通ったら八川町への名誉棄損で捕まるんじゃないかとさえ思いました。

 

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全ての元凶に登場し楽しくダンスを踊っていた八川幼児園も巡礼。不法侵入になるので入ってませんよ。

 

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すぐ近くにある八川小学校。あのダンスを踊っていた子どもたちは今ごろこの小学校で学びをしていることでしょう。平日だったため、音楽の授業らしき音が聞こえてきました。

 

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校内にあったこの像は数十年後私になるのでよろしくお願

 

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小屋に木でつくられた「八川」の文字。たしかに作りやすい。

 

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駅から徒歩数分のところにあった集合住宅「マイステージ やかわ」。

 

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ゴミの収集場所に表記のあった「八川本郷自治」。八川の自治……

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つどい・ふれあい・つながる「やかわ寄って小屋」。名指しで誘われてるわけですからこんなの寄るしかないでしょ。ちなみにJA関連の施設のようでした。なんか勝手に未来図まで予想されてるし。

 

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個人的に一番面白かったのは「八川の合い言葉」。無事故無違反で頑張っていこうと思います。

 

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ちなみに自動販売機も何個かありました。品揃えはどんなものかとみてみると

 

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綾鷹抹茶だけ売り切れてました。

なぜ八川で綾鷹抹茶だけがピンポイントで売り切れているんでしょうか。やっぱりTwitter監視されてるんでしょうか、それでブームが起きているんでしょうか。とりあえず帰りの駐在所は走り抜けました。

 

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八川駅に戻り、次の備後落合方面の代行輸送を待ちます。13時ごろここに着いたのですが次は16時ちょっと前。これは良いんですが、問題はこの16時前の便が最終であるということ。宍道方面もこれの折り返しが最終という致命的なダイヤ。出雲横田折り返しが多いため、このあたりの人はそもそも八川駅を使わないんだとか。そりゃ0人にもなるわ。

 

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入口の記載。駅舎には入れたのですがここは封鎖されておりホームには行けず。せっかく来たのに入れないのはなあ……と思い、やって来た宍道方面の代行バスに乗車されていた車掌さん*5に聞いてみると「裏口のトイレから回れるのでどうぞ」とのこと。いいの??

 

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ホーム側にある第2種駅名標。インターネットでしか見られなかった手書きの駅名標が目の前に!わざわざ来た甲斐がありました。

 

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第4種駅名標も撮影、と思ったのですがうまく撮影できず。これはリベンジですね。

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というのもトイレから上がってきて、ホームの積雪がエグすぎて恐怖に駆られながら撮影していたため。運休中なので除雪されておらず、深々とした新雪を踏みしめ撮影してました。これが事件の犯人だったら相当マヌケな足跡の残り方です。D級映画でしょう。

 

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最後に八川駅綾鷹抹茶ラテ、八川を連想させる組み合わせで写真を撮り八川駅探訪は終了。いつかは代行輸送ではなく、鉄路で来ようと思います。

 

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ここからは代行輸送で備後落合へ。今度はバスではなくタクシーでした。スイッチバックのある出雲坂根では、列車の発車時刻に合わせるため少々停車。駅舎を撮る時間がありました。

 

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ホームへの入口も開放されていたので入ってみましたが、入れない

ホームと同じ高さまで線路に雪が積もっており、到底列車の運行は無理であると言っていいでしょう。札幌圏の運休で見た画像と同じ光景です。

 

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延命水源泉というのがあり、文字通り寿命が延びるとかなんとか。ちょうど飲み切った健康ミネラル麦茶にたっぷり650mlいただきました。人の寿命より自路線の心配したら?

 

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続いて、JR西日本では最も標高の高い駅・三井野原(みいのはら)。そりゃそうだろうなという屋根の積雪具合。最近建て替わった駅舎ではありますが雪でペチャンコにならないか心配です。付近にはスキー場もあり、アクセス駅としてにぎわっていました

広島県に入ってもうひとつ「油木(ゆき)」という駅がありますが、こちらは停車時間に余裕がなく写真を撮れませんでした。雪のせいで、油木が撮れなかった……。

 

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その後は寝てたら備後落合に到着。山間に木次線芸備線が文字通り落ち合う*6駅ですが、乗車人員は7人。日本一寂れたターミナル駅として有名です。

 

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駅舎に入って右手の倉庫には、かつて職員として働き、現在備後落合駅を残そうと尽力されている方によって製作されたジオラマが。

備後落合駅はかつて陰陽連絡の拠点として機能しており、急行「ちどり」が停車し、駅構内には「おでんうどん」が売られ*7、駅員は100人以上いたとされる当駅。今では見る影もないですが、そんな歴史ある駅を残そうと頑張っている方がいらっしゃることに心動かされました。缶バッジなどのグッズも販売中。

この方は概ね7時ごろから17時ごろまで、緊急事態宣言などが出ていなければ駅にいらっしゃるそうです。私はグッズを購入しようとしたところその方にお電話がかかってきてしまい、また後で戻ってくるからその時に……と乗換の列車へ向かうのでした。帰ってくるのは18時で、すでに閉まっていることは知らずに。

 

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そんな備後落合駅ですが2020年に駅サインが更新。木次線芸備線の路線記号が扱われ、見捨てられてるのか見捨てられていないのかよく分からない状態です。

 

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この時に更新されたのかは不明ですが、この旧サイン潰しだけは非常に残念です。

 

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芸備線 普通 三次行 17:15備後落合→17:34備後西城

ここからは芸備線。下り列車に乗って2駅、備後西城を目指します。数少ない体質改善未施工車に当たりました。ラッキーなようですが車内がオールロングシートなので乗り通すとなるとちょっと引きたくないですね。

 

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2駅と言いつつも、備後落合~比婆山(ひばやま)の必殺徐行*8が長すぎるためそこそこ疲れて到着。

 

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備後落合方面のホームは構内踏切で繋がれており雰囲気は最高。最近は芸備線全体で存続に向けて頑張っているのですが、ここはそれよりも前から利用促進に向け努力している数少ない駅のひとつです。これがこの駅を下車駅にチョイスした理由でもあります。

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この付近では「ヒバゴン」という類人猿の未確認生物が1970年前後に複数回目撃された箇所でもあり、これを基にしたマスコットキャラクターやお土産グッズなど、街おこしに使われています*9ニコ厨には「コッ…エーボクノ……完」のアレと説明した方が伝わるかもしれません*10

 

西城町が庄原市となった現在でもヒバゴンは精力的に活動中。庄原市内にある芸備線の各駅でダンスしたら移動に時間がかかりすぎてだんだん夜になっていくようすがめちゃめちゃ面白いのでご覧ください。

 

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そんな西城の街はこんな感じ。この裏側に幹線道路がありますが、駅前は八川よりもすぐそばに山があり、少し寂しいようす。近くに学校があり、備後西城駅を利用する定期客はそこそこいます。

 

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このすぐそばにファミリーマートがあったので、そこで夜ご飯を調達してきました。

 

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芸備線 普通 備後落合行 18:27備後西城→18:46備後落合

備後西城駅に戻り待合室に入ると、幾度となく芸備線を撮影しているという鉄道マニアの方が。芸備線についてインターネットで得た知識しかない私にいろいろと興味深いお話を聞かせてくださり、この後の行程をご一緒することに。列車が入ってくる頃にはすっかり日も暮れ、私はご覧の通り撮影に大失敗しました。

 

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備後落合に着くころにはあたりは真っ暗。同じホーロー板で見てもこの通り(列車の有無はおいといて)。この寂れたターミナル駅1時間半乗り換え待ちをします。

 

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19時18分の三次行(芸備線下り最終)が出ると、気動車の音を忘れた山間の駅はしんと静まり返りました。ほんとにこのあと私の乗る列車が来るんでしょうか。

 

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かつて「おでんうどん」を売っていた、現在は待合室になっているスペースで、ファミマで調達したサンドイッチを食べました。ま~~たウマ娘の話に戻りますがサクラバクシンオーのサンドイッチが残っており美味しくいただきました。

 

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芸備線 普通 新見行 20:12備後落合→21:36新見

20時手前、新見方からキハ120形が入線。動画を撮っていたのですが、あまりの寒さにこのショットを最後に充電が切れました。40%残っていたのが一瞬で点滅表示に切り替わり一瞬で切れました。ムカつく。

新見までは引き続き備後西城でお会いした方とお話ししつつ、「昨日は東城から女性が1人乗ってきて、野馳(のち)で降りた」との情報が。昨日もコレに乗っていたとは……と驚きつつ、東城に着いても誰も来なかったので、我々2人の貸切状態に。

と思ったら野馳の次の矢神からご年配の方がおひとり乗ってきて、新見まで3人となりました。このご老人はこれ(終電)を逃したらどうやって新見まで帰ったのだろう……

 

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というわけで、新見に着きました(写真は翌日撮影)。岡山駅などで収録し、伯備線を下ってきたかいていさんと合流し、翌日に備えます。新見のホテルに着いたのは21時50分ごろ。ちょうど、前日サンライズで東京を離れた時間でした。

 

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次回 さらば、本州

 

想像以上に執筆に時間がかかったため明日中に公開できないかもしれません。

localkisuki.hatenablog.com

 

*1:ちなみに左手の広告は「原神(げんしん)」、映っていませんが駅舎には「ブルーアーカイブ」というゲームが宣伝されています。

*2:不自然かもしれませんがウマ娘の単位は人で合ってます。

*3:以前は編成ごと・山側海側で異なるキャラクター18人×イラスト4枚の72種類が存在したラブライブ!ラッピング、(キャラクター46人+集合イラスト15枚+タイトルロゴ1種)×背景色2種の124種類が存在したアイドルマスターsideMラッピングなどがありました。

*4:こちらは矢川駅由来ではありません。

*5:行きのバスでも同じ車掌さんで、どこまで行くか尋ねられはっきり「八川まで」と答えたところ聞き返されました。そんなに客いないの?

*6:これはダジャレではなく本当に駅名の由来になっているようです

*7:現在でも冬季に付近で販売中。美味しいらしいです。

*8:西のローカル線に多い、地盤の不安な箇所やかつて土砂災害などがあった箇所を時速25km/hに制限し、保守費用を浮かせるための徐行。

*9:ヒバゴンを基にした小説・映画「いとしのヒナゴン」等もある。ちなみに私はこれの主題歌を担当してるユニコーンが好きです。

*10:クソゲーオブザイヤー2007に輝いたホラゲー「四八(仮)」の広島県シナリオのこと。ホラゲーのはずが全く怖くなく、1分で終了してしまうどこで怖がればいいのか分からない内容で、連打するとコッエーボクノ……というボイスだけで終了。ちなみに私はこれの声優を担当してる野川さくらさんが好きです。