梅のかおる雨

今週からは本格的に梅雨がひどくなり、東京全体が鬱蒼としてくるようです。いかがお過ごしでしょうか。八川です。なんだこの始まり方は?

 

」って、嫌いな人が多いんじゃないかと思います。降らなすぎると実生活に困りますが、しょっちゅう降られても普段の通勤・通学をメランコリックにするものでしかありません。

そんな雨の気分を吹っ飛ばすようなヒットチャートをよく見かけます。気持ちは分かります。確かに、聞けば気分をリフレッシュすることができます。ですが、人類もう少し雨を楽しんでみては?(クソデカ主語)と私は思うんですね。そこで、私的な雨の曲をご紹介していこうと思います。そんな記事です。

 

1.レイニーブーツ 

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「ラグトレイン」で有名な稲葉曇さんから、ボカロ曲「レイニーブーツ」です。かわいいプロモーションビデオと歌愛ユキの声が、曲全体を通して覆いかぶさっているこんもりとした雰囲気を引き立てていると思います。稲葉曇さん作曲の雨曲はもう1つ「ロストアンブレラ」という曲も有名なのですが、あえてこちらにしてみました。

 

2.Raining

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Coccoの名曲「Raining」です。Coccoの曲全体に当てはまるのですが、温もりを感じるメロディラインに「特徴的」な歌詞が盛り込まれているのが特徴です。初めて聞いた時はこのギャップが衝撃的でした。

 

3.アメフラシの歌~Beautiful Rain~

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テレビアニメ「それでも世界は美しい」より、挿入歌「アメフラシの歌~Beautiful Rain~」です。アニソンの括りに留めておくのがもったいないと思っています。劇中で何度も流れる曲で、今でもたまに聞き返しては感動してます。清涼感のある声で歌い上げるニケ役の前田玲奈さんは、ウマ娘グラスワンダーのボイスも担当。

 

4.あの娘は雨女

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私が一番好きなバンド「たま」から、柳原さん作曲の「あの娘は雨女」です。歌詞をちょっと聞けばわかりますが、ものすごく官能的な曲です。一連の行為を雨にたとえているような、そんな感じ。どうでもいいですが周央サンゴちゃんが配信でこの曲を歌ってました。

 

5.雨は毛布のように

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キリンジから「雨は毛布のように」です。まず、雨を毛布にたとえるという表現力です。キリンジが醸成する、少しでも触れたら壊れてしまうような繊細な世界観がひときわよく表現されている一曲だと思います。

 

6.Re-雨

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クラムボンから「Re-雨」です。あのぷかぷか浮かんでいるクラムボンではなく、バンドの名前です。リゼロと同じく「雨」という楽曲が元より存在しており、こちらはそのリアレンジバージョンになります。最初こそ雨の雰囲気を歌詞とともに上手に落とし込んでいる静かな曲調なのですが、中盤からどんどん盛り上がっていきます。

 

 

以上、自己満でした。以下、自己満です。紹介しすぎてもお腹いっぱいになりそうなので。

タイムラインに「文体診断」なるサイトが流れてきました。ここに文章を入力すると、過去の偉大な小説家たちと文章を比較しどの小説家に文体が似ているかを判断してくれる面白そうシステムです。ブログの文章をコピペするのもいいのですが、敬体の文章ってあんまり小説らしくないですよね。せっかくなら敬体ではない文章をイチから作成して入力しようと思ったので、実話というか日記的な感じで以下を錬成しました。

 

ふと「月は見てる」という楽曲が思い出された。もう20年以上前にもなるテレビアニメのエンディングテーマである。歌詞はアニメの内容に沿ったフレーズが随所に散りばめられていながらも普遍的であり、特にアニメでは流れなかった2番の歌詞が、童心の乾ききった心身に深々と染み込む。テレビの尺では収まりきらない想いが詰まっている。

その日の夜は曲を流しながら帰った。駅を出て夜空を見上げると、そこに月は居なかった。満月から2日経った立待月だったようであるが、今日は気が紛れているらしく、いつまで立っていても月は出てこない。一帯を雲が隠すように覆っており、その全体像がぼんやりと光っているような心地がするだけであった。これは私の気まぐれかもしれない。

寝る前に窓の外を見ても、やはり月は姿を見せなかった。しかたがないから、再び曲をかけてみた。調べるに、この曲を名曲たらしめている歌手はどれだけ検索しても現在の活動がヒットしない。Wikipediaを見ても記事が見当たらない。20年の月日が経つうちに、雲隠れしてしまったようである。本当に月は見ているだろうか。

 

おそらく1か月後には黒歴史になっているであろう文章を文体診断にかけると、このような結果に。

なんか、そういうことらしいです。

一致指数ベスト3の1位は「堕落論」「二流の人」などで有名な無頼派坂口安吾、2位は「舞姫」のほか晩年は歴史評論にも手をつけた森鴎外、3位は有名な「握手」のほか「ひょっこりひょうたん島」も手がけている井上ひさしと、かなり著名な方々がランクイン。もちろん指数なので参考程度にはなりますが、こういう風に数値化されて有名人と肩を並べるとちょっと嬉しいですね。小説家になろう始めるか。

 

今回はこのあたりで。鉄道要素を排除して、史上もっともブログっぽい記事になった気がします。私生活を優先していて、なかなか鉄道趣味に割ける時間がなく困っています。誰か助けてください。お金欲しい

 

ちなみにニシノフラワーの記事をぶち込んだらボロクソに言われました。