このブログタイトルでありながらもリンクをクリックした猛者の皆さまこんばんは、八川です。もうニシノフラワーは出てきません。
4月23日(土)から24日(日)にかけて常磐線まわりをウロチョロしてきたので、今回はそのことについて書こうと思います。
その前に……23日(土)は私用で田園都市線を使いました。ちょうど前日には半蔵門線内のトラブルで「水天宮前行」が乱発されていたようですがこの日は平常運転。が、車両運用は前日の乱れを引きずり、残り2本となった8500系のうち8631F(赤いほう)が所定メトロ運用である51Sに入りました。引退ヘッドマークを装着し初めての週末、そもそも8500系は土休日めったに運用に入らないということもあり沿線は大盛り上がり。
私も予定が終わり、良い感じの時間帯で急行久喜行でやってくるとのことで長津田で待ち伏せていたのですが、出庫してきたメトロの18000系に車両交換するため当駅止まりに。なんたる仕打ちと思いましたが、代走を続けるのは色々とマズいので当然の判断です。出来るときにしておかないと車両使用料とか結構面倒ですからね。
8637Fは青帯だったりドアがやたらとカラフルだったりする亜種のような存在なので、赤帯である8631Fは実質ラストワンのようなもの。2023年1月引退と発表こそされましたが2本とも来年まで生き残るとはどこにも書いていないので興味のある方はお早めに。私はそんなに興味ないです
私用を済ませ我孫子までやってきました(突然のワープ)
東京・成田経由で来たのですが爆睡してたので写真がありません。乗り換えたはずの成田駅の放送がどうだったとかも記憶にないのでとても深い眠りに落ちてたみたいです。
本日のメインディッシュ、常磐線各駅停車の各駅停車北千住行最終です。東京メトロに直通できない関係で早朝1本、深夜1本の2本ずつ存在するレア行先です。
案内上、北千住~綾瀬駅間は東京メトロ千代田線として扱われており、実際の駅管轄も東京メトロが担当していますが、実際はJR東日本も「ここウチの区間ね」と主張する二重戸籍の区間になります。そのため、戸籍上はJR線内で完結する運用なのですが、実情に合わせ「千代田線直通」と案内し、綾瀬~北千住の1区間だけ東京メトロの乗務員が担当するなかなか奇妙な運用になっています。
綾瀬駅に到着すると「各駅停車」の種別色が変化し、駅番号もJL 19からC-19に変わります。自動放送も東京メトロのものになります。
北千住駅に到着。代々木上原方面のホームから引き上げ、折り返し松戸行の最終電車となります。上りのことだけを考えれば接続電車もないため綾瀬止まりでもいいのですが、この松戸行が上野からの快速電車から接続を取るため、北千住まで持ってこないといけない事情があるのです。
JRの改札を出てみると、つくばエクスプレスと東武の改札は眠りにつくためシャッターが下ろされていました。普段から人で賑わう北千住駅でここまでがらんどうとしているのはなかなか奇妙です。
0:34発の竹ノ塚行残ってますけど(困惑)
ふたたびメトロのホームへ。松戸行最終、これが宮城まで続く常磐線で最後まで営業線上を走行する正真正銘の最終電車になります。
JR東日本の16:9LCDにおけるこの表示で出てくる駅は8つなのですが、それより停車駅が少ないとこのような配置になります。北綾瀬行とか京成金町線とか出してますが全部終わってます。
「この電車をもちまして本日の常磐線の運行はすべて終了いたします」というテンションの上がる(?)案内とともに電車は松戸駅へ到着。我孫子発松戸行が入庫待ちで停車中。2本あったはずですが、1本はメトロ車の運用なんですね。
すべて閉まっている新京成へののりかえ改札口。列車が終わり稼働停止となっているエスカレーター。テンション上がりますね。上がりますね?
運転が終了し真っ黒な発車標……を撮りたかったのですが、新幹線のスクロールが無限に流れていて4つすべて無表示はムリでした。
おはようございます。
仮眠を挟んで朝の4時になりました。寝てる時のことを書いてもしかたがないので省きましたが駅寝したみたいになってますね。タイトルが始発待ちなのにこれでいいんでしょうか。
常磐線各駅停車の上り始発・北千住行に乗車していきます。こちらが先述の「早朝」にもう1本ある北千住行で、こちらは上りの快速始発に接続します。快速の始発も松戸からなのでここからだと不要に見えますが、金町・亀有・綾瀬の利用者にとっては命綱なのです。
基本的に常磐線各駅停車のATOS放送は上りが女声、下りは男声。そのため上りの男声行先は非常に録りにくいのですが、松戸5番線(男声ホーム)が主に折り返し上り電車の発着するホームであるため、貴重な「北千住行がまいります」という放送が聞けます。だから何?と思う方が正常です。
ふたたび北千住までやって来ました。これにて常磐線各駅停車のレア運用巡りは終了となりますが、この日の常磐線にはまだ目玉が。
\世界のももクロナンバーワン/という記事でも紹介した通り、この土日にはももクロ春の一大事2022がJヴィレッジで開催されます。それに伴いいわきからJヴィレッジ行の臨時快速が出たり、一部の特急ひたちがJヴィレッジに臨時停車したりするなど、なかなか面白い案件が出現。せっかく常磐線に来たのだから、これらもおさえておこうという魂胆です。
というわけで常磐線快速に乗り換えて
電車を乗り継いでいき
朝食を調達して
ふたたび電車に乗り
勝田行の列車に乗車し
いわき方面から来た列車に乗り継ぎ
土浦にやってきました。
この土浦駅では特急の次発予告放送に連動タイプの停車駅案内が設定されています。当駅に停車する仙台行の特急ひたち3号がJヴィレッジに臨時停車する列車であるため、「Jヴィレッジ」の日英停車駅パーツをもぎ取りにやって来ました。経路的にもお分かりでしょうが大回り乗車です。いわきまで行く金なんかねえ。正確にはそこまで金欠ではないですが、いわきは放送あまり弄りませんし、貯蓄を切り崩すほどではないかなあって……なおTLは友部以北で精力的に活動されている方々がほとんどでした。私はこのあと何をするでもなく9時00分発の特別快速で帰りました。
臨時列車があったら車両ではなく停車駅を調べ、その停車駅の付帯状況を調べる。これこそが「ATOS放送の道」です。それっぽいこと言ってますが原ノ町行ひたちサボった四流です
というわけで、ニシノフラワーの記事が延々最新記事なのがイヤで突発的に書き上げた常磐線おでかけ記録でした。最近音鉄サボり気味だったのですが、久しぶりにわりと動いて楽しみを再発見した気がします。行くたびにこういう風にブログにまとめるのも記事数が稼げて良いかもしれませんね。