松戸で始発を待つど。

このブログタイトルでありながらもリンクをクリックした猛者の皆さまこんばんは、八川です。もうニシノフラワーは出てきません。

4月23日(土)から24日(日)にかけて常磐線まわりをウロチョロしてきたので、今回はそのことについて書こうと思います。

 

その前に……23日(土)は私用で田園都市線を使いました。ちょうど前日には半蔵門線内のトラブルで「水天宮前行」が乱発されていたようですがこの日は平常運転。が、車両運用は前日の乱れを引きずり、残り2本となった8500系のうち8631F(赤いほう)が所定メトロ運用である51Sに入りました。引退ヘッドマークを装着し初めての週末、そもそも8500系は土休日めったに運用に入らないということもあり沿線は大盛り上がり。

私も予定が終わり、良い感じの時間帯で急行久喜行でやってくるとのことで長津田待ち伏せていたのですが、出庫してきたメトロの18000系に車両交換するため当駅止まりに。なんたる仕打ちと思いましたが、代走を続けるのは色々とマズいので当然の判断です。出来るときにしておかないと車両使用料とか結構面倒ですからね。

8637Fは青帯だったりドアがやたらとカラフルだったりする亜種のような存在なので、赤帯である8631Fは実質ラストワンのようなもの。2023年1月引退と発表こそされましたが2本とも来年まで生き残るとはどこにも書いていないので興味のある方はお早めに。私はそんなに興味ないです

 

私用を済ませ我孫子までやってきました(突然のワープ)

東京・成田経由で来たのですが爆睡してたので写真がありません。乗り換えたはずの成田駅の放送がどうだったとかも記憶にないのでとても深い眠りに落ちてたみたいです。

 

本日のメインディッシュ、常磐線各駅停車各駅停車北千住行最終です。東京メトロに直通できない関係で早朝1本、深夜1本の2本ずつ存在するレア行先です。

案内上、北千住~綾瀬駅間は東京メトロ千代田線として扱われており、実際の駅管轄も東京メトロが担当していますが、実際はJR東日本も「ここウチの区間ね」と主張する二重戸籍の区間になります。そのため、戸籍上はJR線内で完結する運用なのですが、実情に合わせ「千代田線直通」と案内し、綾瀬~北千住の1区間だけ東京メトロの乗務員が担当するなかなか奇妙な運用になっています。

 

綾瀬駅に到着すると「各駅停車」の種別色が変化し、駅番号もJL 19からC-19に変わります。自動放送も東京メトロのものになります。

 

北千住駅に到着。代々木上原方面のホームから引き上げ、折り返し松戸行の最終電車となります。上りのことだけを考えれば接続電車もないため綾瀬止まりでもいいのですが、この松戸行が上野からの快速電車から接続を取るため、北千住まで持ってこないといけない事情があるのです。

 

JRの改札を出てみると、つくばエクスプレス東武の改札は眠りにつくためシャッターが下ろされていました。普段から人で賑わう北千住駅でここまでがらんどうとしているのはなかなか奇妙です。

 

0:34発の竹ノ塚行残ってますけど(困惑)

 

ふたたびメトロのホームへ。松戸行最終、これが宮城まで続く常磐線で最後まで営業線上を走行する正真正銘の最終電車になります。

 

JR東日本の16:9LCDにおけるこの表示で出てくる駅は8つなのですが、それより停車駅が少ないとこのような配置になります。北綾瀬行とか京成金町線とか出してますが全部終わってます。

 

この電車をもちまして本日の常磐線の運行はすべて終了いたします」というテンションの上がる(?)案内とともに電車は松戸駅へ到着。我孫子発松戸行が入庫待ちで停車中。2本あったはずですが、1本はメトロ車の運用なんですね。

 

すべて閉まっている新京成へののりかえ改札口。列車が終わり稼働停止となっているエスカレーター。テンション上がりますね。上がりますね?

 

運転が終了し真っ黒な発車標……を撮りたかったのですが、新幹線のスクロールが無限に流れていて4つすべて無表示はムリでした。

 

おはようございます。

仮眠を挟んで朝の4時になりました。寝てる時のことを書いてもしかたがないので省きましたが駅寝したみたいになってますね。タイトルが始発待ちなのにこれでいいんでしょうか。

 

常磐線各駅停車上り始発・北千住行に乗車していきます。こちらが先述の「早朝」にもう1本ある北千住行で、こちらは上りの快速始発に接続します。快速の始発も松戸からなのでここからだと不要に見えますが、金町・亀有・綾瀬の利用者にとっては命綱なのです。

 

基本的に常磐線各駅停車ATOS放送は上りが女声、下りは男声。そのため上りの男声行先は非常に録りにくいのですが、松戸5番線(男声ホーム)が主に折り返し上り電車の発着するホームであるため、貴重な「北千住行がまいります」という放送が聞けます。だから何?と思う方が正常です。

 

ふたたび北千住までやって来ました。これにて常磐線各駅停車のレア運用巡りは終了となりますが、この日の常磐線にはまだ目玉が。

\世界のももクロナンバーワン/という記事でも紹介した通り、この土日にはももクロ春の一大事2022がJヴィレッジで開催されます。それに伴いいわきからJヴィレッジ行の臨時快速が出たり、一部の特急ひたちがJヴィレッジに臨時停車したりするなど、なかなか面白い案件が出現。せっかく常磐線に来たのだから、これらもおさえておこうという魂胆です。

 

というわけで常磐線快速に乗り換えて

 

電車を乗り継いでいき

 

朝食を調達して

 

ふたたび電車に乗り

 

勝田行の列車に乗車し

 

いわき方面から来た列車に乗り継ぎ

 

土浦にやってきました。

この土浦駅では特急の次発予告放送に連動タイプの停車駅案内が設定されています。当駅に停車する仙台行の特急ひたち3号がJヴィレッジに臨時停車する列車であるため、「Jヴィレッジ」の日英停車駅パーツをもぎ取りにやって来ました。経路的にもお分かりでしょうが大回り乗車です。いわきまで行く金なんかねえ。正確にはそこまで金欠ではないですが、いわきは放送あまり弄りませんし、貯蓄を切り崩すほどではないかなあって……なおTLは友部以北で精力的に活動されている方々がほとんどでした。私はこのあと何をするでもなく9時00分発の特別快速で帰りました。

臨時列車があったら車両ではなく停車駅を調べ、その停車駅の付帯状況を調べる。これこそが「ATOS放送の道」です。それっぽいこと言ってますが原ノ町行ひたちサボった四流です

 

というわけで、ニシノフラワーの記事が延々最新記事なのがイヤで突発的に書き上げた常磐線おでかけ記録でした。最近音鉄サボり気味だったのですが、久しぶりにわりと動いて楽しみを再発見した気がします。行くたびにこういう風にブログにまとめるのも記事数が稼げて良いかもしれませんね。

 

 

ありがとう、すべてのニシノフラワー。

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

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ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

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おおおおおおおおおおおお?

 

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おおおおお……。

 

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ああ~……。

 

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え~……。

 

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!?!?

 

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!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

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おおう……。

 

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ふ~ん……。

 

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うむむ……。

 

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はあ……

 

f:id:E_Kisuki_Yakawa:20220411140512g:plain!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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????????????????????????????????????????????????????????????????????

 

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Ohhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh

 

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WTF

 

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あ゜!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

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うっひょ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

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ミ゜

 

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来てくれてありがとう

 

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来てくれてありがとう

 

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来てくれてありがとう

 

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来てくれてありがとう

 

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来て

 

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くれて

 

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ありがとう……

 

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

\世界のももクロナンバーワン/

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表題は「あの空へ向かって」という曲の間奏でファンがライブでコールする掛け声であり、自作の怪文ではありません。八川です。

 

さて、2022年4月8日、富士見市の市政施行50周年を記念して、同市を走る東武東上線の「ふじみ野」「鶴瀬」「みずほ台」3駅が富士見市PR特別大使を務める「ももいろクローバーZ」の楽曲に変更されました。採用初日には多くの音鉄さんが集まり収録したそうです。私はこの日別の予定が入っており、その後深夜に恵比寿のATOS放送を録ろうとしたら現地でレコーダーの充電が切れたので無収穫で帰宅しました。何してんの?

今回、富士見市内で採用された楽曲は、メジャーデビュー最初のシングル「行くぜっ!怪盗少女」、そのB面である「走れ!」、桃黒亭一門という名義でリリースされニコニコで音MADが流行した「ニッポン笑顔百景」、2018年の映画クレヨンしんちゃんの主題歌である「笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜」の4曲。ニッポン笑顔百景については近年TikTokで世界的な流行になっており、他3曲はメディアで披露する機会が多いので、4曲すべてももクロの中ではよく知られている曲だと思います。

しかし!かつてモノノフ*1だった私は、もっと隠れた名曲があることをFFの皆さまにお伝えしたい。そこで今回は、私がひたすらももクロについて布教する記事を書いてみます。ブログってそういうもんですよね。

 

最強パレパレード

とりあえずおすすめ曲?を羅列していこうかなと思います。

メジャーデビュー時のメンバーはえくぼが特徴的なリーダーの百田夏菜子、クールビューティーなサブリーダー・早見あかり、みんなの妹・玉井詩織、メンバー最年少のあーりんこと佐々木彩夏ももクロ小さな巨人有安杏果、初代リーダーの感電少女*2高城れにの6人。当時はZのない「ももいろクローバー」でした。

メジャーデビュー前のインディーズ時代には持ち歌が少なく、既存曲のカバーもいくつか行っていました。最強パレパレードもそのひとつで、原曲はあの「涼宮ハルヒの憂鬱」。ハレ晴レユカイやGod Knows…が有名ですが、この曲はアニメ第1期の頃に放送されていたラジオのオープニング曲というドマイナーな立ち位置のものです。とはいえ、この曲の振付を行った石川ゆみ先生がその能力を買われ、以降ももクロの全曲で振付師として活動しているため、モノノフにとっては重要な位置を占める曲でございます。

歌詞は「未来」「宇宙」「憂鬱」などハルヒを連想させるワードが散りばめられており、SOS団のことを歌っている曲なのですが、アイドルが歌うと希望に溢れた青春の曲とも取れる気がします。

カバー元。ちなみに私は鶴屋さん朝倉涼子さんが好きです*3

 

コノウタ

2012年のCDショップ大賞を受賞し、ももクロ人気爆発の一助となったアルバム「バトル アンド ロマンス」から1曲。発売前にサブリーダーだった早見あかりが卒業し、5人体制となり心機一転「ももいろクローバーZ」に改名。その直後、不安定な時期での発売となりましたが、その年に日本で出たすべてのCDからCDショップ店員がセレクトするCDショップ大賞にて音楽性を評価され、大賞を獲得するに至りました。

(ボーナストラックを除くと)アルバムのラストを飾るコノウタは、2012年2月に行われた「試練の七番勝負 episode2」にて最後に歌ったものが有名。渡部陽一さんが出演し終始和やかな雰囲気でイベントが催された中、終盤に戦場カメラマンである渡部氏が取り出したのは、武器をもつ子ども、危険を冒し恋人を訪ねる男性、戦地で歌うアイドル。「歌や踊り、笑顔は言葉にかかわらず伝わります」「世界はアイドルを、ももクロを求めています」と続ける渡部氏に、リーダーの夏菜子は号泣。他4人も声を震わせながら、最後に「コノウタ、君に届け!」と、会場全体をアイドルが持つ神妙な雰囲気で包んだのでした。感動的かつ心に残る場面ですが、DVDとしては問題ありと判断されたようでライブ音源が差し替えられ、当時めちゃめちゃ批判されてました

ジャケットはビートルズ「With the Beatles」のパロディだそうです。てっきりクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」かと。

 

ニッポン笑顔百景

冒頭でも出てきましたが、やはりこの曲は外せないなあと思い改めてセレクト。テレビアニメ「じょしらく」エンディングテーマとして起用され、落語ということで1番では洒落、2番では小噺が盛り込まれています。が当のじょしらく自体はほぼ落語をしないアニメ*4で、曲だけが頑張ってしまったパターンです。映像に八川アイコンキャラクターがいるのは気にしないでください。

作詞・作曲は前山田健一氏、通称ヒャダイン。先述の「行くぜっ!怪盗少女」や別のアニメであるモーレツ宇宙海賊のオープニングとしても起用された「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」など数多くのヒットナンバーを手掛けており、彼なしではももクロを語ることはできません。

ヒャダインと言えばテレビアニメ「日常」のオープニング曲で本人歌唱で作詞・作曲した2曲が有名かと思います。このPVでヒャダル子*5役として出演しているのは当時すでにももクロを卒業していた早見あかりで、ももクロとかなり関係が深いことが読み取れます*6

 

仮想ディストピア

セカンドアルバム「5TH DIMENSION」収録曲で、私がももクロの中で一番好きな曲です

この曲最大の特徴はサビで2パートに分かれる点。全員による歌唱ではなく、リーダーの百田夏菜子と他4人の1vs4に分かれて歌います。これがラスサビでパートが逆転するのも良。曲を通しての世界観も好きなのでとにかく聞いてください(強引)

 

Guns N' Diamond・バイバイでさようなら・HAPPY Re:BIRTHDAY

サードアルバム「AMARANTHUS(アマランサス)」からをまとめてセレクト。

本アルバムに収録される14曲は順番に人間の「生」から「死」を描く、という共有された世界観を持っており、終末を飾るこの3曲はそれぞれ「死の瞬間」「浄土への成仏」「死後と輪廻転生」をテーマにしています。テーマ名は勝手に名づけてますが概ね間違ってないはず。

「Guns N' Diamond」の疾走から転落するような落ちサビ、「バイバイでさようなら」の死を受け入れる過程で繰り返される暗いメロディと明るいメロディ。「HAPPY Re:BIRTHDAY」の、セリフパートで表現される走馬灯を抜け"次"に向かうようす。3曲にわたって紡ぎ出される独特の死生観が好きなのです。

と言いつつこの曲、それぞれで作詞・作曲者が異なります。「バイバイでさようなら」の作詞は只野菜摘さん。「Wake Up, Girls!」や「Vivy -Fluorite Eye's Song-」内の数多くの楽曲で作詞を担当されている方です。

「HAPPY Re:BIRTHDAY」の作詞・作曲はバンド「相対性理論」などで活動するやくしまるえつこ氏。その筋ではかなり有名な方で、バンドをやってる知り合いは「同じ時期に生きれていることが幸せ」とまで言ってました。「ハイスコアガール」や「輪るピングドラム」など、いくつかアニソンも歌っており、ニコニコだと「ミス・パラレルワールド」が時々使われてますね。

先述の通り「HAPPY Re:BIRTHDAY」は曲の終盤で転生が描かれており、百田夏菜子が「またね。」と呟くように歌い終了します。そのため「死」で片づくことなく、アルバム冒頭*7「WE ARE BORN」に再び帰ってきます。おぎゃー!*8

 

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2018年1月、メンバーの1人である有安杏果が突如として卒業を発表。休止期間を経て現在はソロ活動をしていますが、ももクロはその後4人となって活動を継続。その後初めて出したシングルが冒頭にもあった「笑一笑 ~シャオイーシャオ!~」です。卒業がきっかけというわけではありませんが、この頃からアイドルとしてかなり貫禄を感じる現在の路線になってきました。が、私はメンバーの中で有安が一番好きだったため、この卒業を機に追っかけるのを辞めてしまいました。今でも好きなんですけど、CDを買うほどではないというか。そんな感じです。

 

そんなももクロが“メンバーにとっての一大事”として2011年から2014年まで4年連続で開催された「春の一大事」。2011年は早見あかりラストライブ、2014年は女性グループとして初めて単独で国立競技場でライブ。文字通り、そしてももクロの隆盛を象徴するライブですが、2017年に復活し“町おこし”ライブにリニューアル。有安の出身地である富士見市が市政施行45周年ということで声を上げ、そこからももクロ富士見市の長く続く縁が始まるのでした*9

 

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ももクロの日本万歳!」「ニッポン笑顔百景」などに代表されるように、東日本大震災からの復興を応援する楽曲やライブを積極的に手掛けるももクロ。2019年にはメンバーの佐々木彩夏がメンバー兼総合プロデューサーを務めるアイドル「浪江女子発組合」を結成し、活動に尽力しています。

先述の「春の一大事」も浪江町楢葉町広野町が共同で誘致し2020年にJヴィレッジで開催予定でしたが延期。2年越しに実施できる見込みが立ち、この春に開催されます。一部で騒がれた「Jヴィレッジ」臨時列車の正体はこれです。

 

富士見市に続き、なぜか電車に関わる話題が続くももクロ。これを機会にと思い、5000文字にわたってももクロについて殴り書いてみました。ここまで読んでくださった方々が少しでも、"ももクロ"そのものに興味を持ってくださると嬉しいです。次はモーニング娘。についてでも書くか

 

 

おまけ

ももクロとは全然関係ないですが、せっかく音楽のことを書いたので紹介。「たま」というバンドの「あくびの途中で」という曲です。歌詞に「皆さん冗談だけ本当です」とブログ名がそのまま出てきます。これが由来ですよ、というしょうもないお話でした。曲のどこで歌われるか、ぜひ気にしながら聞いてみてください(?)

 

 

*1:ももクロファンの呼称。グループ名と「武士(もののふ)」を掛けている。

*2:のちに児童が河川で感電する事故が大きく取り上げられ、以降は「鋼少女」に。

*3:朝倉さんのキャラソンも貼りたいんですけど収拾つかなくなるのでやめます。

*4:とある回のあらすじは「犬派か猫派か、そんな何気ない質問から雑談を始める五人。でも気がつくと日本の北や西に向かって『返せー!』と叫んでいるのだった。」。

*5:曲中の女声のこと。ヒャダイン本人が歌った音声を加工して女性っぽくしている。

*6:またPVにはももクロマネージャーである川上アキラ氏や、私生活でヒャダインと親友であるという下野紘氏も友情出演。

*7:「WE ARE BORN」は2曲目。1曲目は「embryo -prologue-」という胎児を描いたプロローグ曲で、まだ生を受けていないためか歌詞がない。

*8:歌詞です。幼児退行してません。

*9:発車メロディ採用時にはふじみ野駅一日駅長として佐々木と高城が参加。佐々木の「今は埼玉出身のメンバーはいないんですけど、……」という思いやりのあるセリフに感動しました。

午睡のふりをして

※今回の記事はごった煮です。年度末の書き納めということでご容赦ください。いつも以上に殴り書き、そのうえ推敲をしていないので怪しい日本語があってもご容赦ください。たくさん容赦してくださる方だけご覧ください。

 

ベイスターズ、反撃開始。

あああああああああああああああああああああああああ八川です。

 

開幕3連敗、ベイスターズ

 

シーズン前、オープン戦の順位。今年はいけるぞ。

 

どうして。

 

ピッチャーの防御率*1。グロ画像?

 

開幕戦から11失点。どうして。

 

ピッチャー相手に猛打賞*2。どうして。

 

牧が試合の均衡を破る勝ち越しホームラン。どうして。いやこれは良いんだ。

 

どうして………………

 

打者成績チーム内1位をシーズン2年目の牧が総ナメ。投手成績チーム内1位についてはまあ……防御率は普通ですが……奪三振2がトップって……

 

 

……と、ここまで3月28日に下書きで書いた内容でした。現在はここから3連勝してくれてます。ありがたい。

春先の横浜が弱いのはいつものこと開幕戦を落とすのは3年連続開幕カード3タテも2年連続(これはどうかしている)なので、これでへばっているようではベイスターズファン、長いシーズン持ちません。

しかし、忘れたくないのは勝利への執着心!失望しきるのも良くないですし、俺、長年横浜応援してるけどこんなのいつものことじゃん、弱いからいいんだよとか言ってる現状に満足してしまう向上心のない謎の古参アピールしてるファンにはなりたくないので、ここからの這い上がりに期待です。もしこのブログをご覧になっている阪神ファンの方がいらしたらご安心ください、たぶん横浜には勝てます。日本ハムファンの方。ごめんなさい。

 

与野3駅、反撃開始。

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2022年1月に目まぐるしい更新が止まり、しばらく落ち着いていた与野3駅の放送変更が再びスタート!あなたは反撃しなくていいです。

 

南与野駅

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南与野駅はこっそり2月中旬に次発予告放送の英語次駅案内を削除。この影響で、日本語で次駅案内をしたのち停車駅案内を流す形式に。日本語の方が不要では?与野本町・北与野に波及することはありませんでしたが、戻されることもありませんでした。

3月には次発電車位置がスクロール形式「この電車は、〇〇駅を出ました。」から図式のものに変化。下旬に簡易英語の戸閉放送が付帯するようになり、現在に至ります。

 

与野本町駅

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2駅と違い非連動タイプの停車駅案内を設定していなかった与野本町は、3月になって突如設定、と思いきやすぐに連動タイプに変更、と思いきや1番線池袋・新宿行と快速、2番線各駅停車(武蔵浦和まで快速は除く)以外は削除されると滅茶苦茶なムーブを繰り広げました。この破天荒な変更のどこかで相直の非経由地案内も追加。在線表示にもなり、今最もアツい駅です。

 

北与野駅

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大宮行から種別案内が消され、単に「大宮行」と案内するようになりました。隣が終点だから案内せんでええやろ理論は奇しくもお近くのさいたま新都心と同じ思考です。そことそこで被ることがあるのか……

それ以外は最終付帯が新木場行に追加されるなどの細かいものを除けば全く変化ありません。安定していますが2駅に遅れを取っているともとれます。

以上与野3駅でした。落ち着いたと思いきや来年度までこの動きは続きそうです。

 

なんかいろいろした

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身延線にはじめて乗りました。

 

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新しい日常を見ました。

 

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Kの文字がズレてました。

 

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stopping at all stationsなんてあったっけ?!パシャパシャ!大昔からありました。

 

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意味の分からないところに並ばせる乗車口がありました。

 

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可愛いと思う。

 

ついこの前記事を書いたばかりでネタもないのでそろそろ終わろうと思います。年度末だからとりあえず……というノリで行き当たりばったり記事を書くのは良くないね。

 

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2021年度は八川をありがとうございました。こんなしょうもない記事を覗きに来てくださっているということは私のこと少なくとも嫌いではないのではと思うので(傲慢)、来年度もなんとな~くよろしくお願いします。

*1:「1試合フルで登板したときに取られる点数」という指標。つまりゼロに近ければ近いほど優秀な選手。

*2:1試合に3ヒット打つこと。ピッチャーは投げることに専念する選手が多く、打撃については比較的力を入れない傾向にある。

自分だけの速さで

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今日から車掌のいない乗務員室に、朝日がいつも通り話しかける。そんなダイヤ改正初日でした、八川です。

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運転席に2人おる。

八高・川越線では2022年3月12日(土)よりワンマン運転を開始。車両備え付けのスピーカーから発車メロディを再生し、車両備え付けのカメラから乗降を確認。発車メロディを鳴らし、目視で乗降を確認していた車掌さんは去り、運転士さん1人での業務となりました。2人おるけど。

前日までは発車メロディを収録しにさまざまな音鉄さんが八高・川越線を訪れていらしたそうですが、最終日は長めに鳴らす車掌さんが全くいなかったようで、おおよそ明日からメロディが消えるとは思えない風景だったとか。同じくワンマン化される宇都宮線の宇都宮~黒磯駅間は極端に長く鳴らすデフレが起こったいっぽう、消滅直前になって数駅のメロディが変更される*1というある種旧メロのインフレが起こる意味の分からない事態になっていたそうです。ともかく、ツーマンが当たり前だった各線から車掌さんが消え、時代の流れと言えども少し寂しく感じますが、八高・川越線については中指を立てられる可能性がなくなりました*2

というわけで、今回の記事は中国地方から帰ってきてから25日(金)までのおでかけについて殴り書いたものとなっております。よろしくお願いいたします。

 

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ちなみにこちらは、ワンマン化改造の対象外*3となり川越を追い出された209系3100番台。ハエ71編成は以前185系が散った留置線に、ハエ72編成はEF64と連結訓練を行いつつ川越に留置と、どちらも不穏な動きを見せています。年度末まで生き残るんでしょうか。

 

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八王子から新宿に移動すると、ダイヤ改正で新設された新宿6番線で折り返す湘南新宿ラインに遭遇しました。嘘です。初日から輸送障害でダイヤが乱れ新宿折り返しになっただけです。

ちなみにこの列車、FFの方が乗車されてました。乗った湘南新宿ライン新宿6番着。写真のあたりに階段があるのですが、この後コンコースの発車標を撮影している間にFFさんは階段を上り乗り換えへ向かわれたため、文字通りのニアミスでした。この折り返しATOS放送を録ろうとしたら音の出ないダミースピーカーを引いたため萎えて帰宅しました。

 

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翌日はミリシタのバレンタイン曲「ショコラブル*イブ」に限定歌い分けが実装*4。「好きです、付き合ってください!」というセリフパートだけが対象ですが、各アイドルの担当はそれだけで鼻血を出すというものです。私はいおりん担当(を自称している人)ですが、個人的にはまつり姫のボイスが一番"キまし"た。

 

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16日(水)には、平日に1本だけ設定のある上野東京ラインの普通大船行を収録。東京駅では普通列車に「この列車は、新橋、品川、川崎、横浜、戸塚、大船、藤沢、の順に、停車します」という付帯が流れるので、終点突破してしまう大船行の場合はどう流れるのかを調査しにきたのでした。結果は文面ごと無しでした。

 

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そのまま東海道線を下り、南武線にて羊かんさんとエンカウントしました。矢川駅綾鷹抹茶という内輪ネタを煮詰めた1枚です。

 

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17日(木)はE257系5000番台を。「臨時」と「大宮駅9番線」を絡めて撮ろうとしたら、LEDがエラー起こして記録になりませんでした。

 

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ブレブレですが、去年同じような臨時列車が出たときは185系でした。1年で役割が変わったんだなあと。ちなみに両方ともメインはATOS放送の収録で、どちらも駅員さんの放送で撃沈しました。

 

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19日からミリシタで「LOVE is GAME」のイベントがあったので、とりあえず天空橋朋花だけかっさらっていきました。

 

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こんどは渋谷からこんにちは。2022年春アニメの注目株「スパイファミリー」の広告が大々的に打ち出されていました。個人的には、演じている声優さんにも「声のスペシャリスト」という意味でスパイ的な何かを感じます。江口さんはGOSICK、早見さんはそらおと、種﨑さんは迷います*5がVivyのイメージが強いですね。なんの話だ?

 

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東横線で横浜に移動。横浜駅の広告が横浜DeNAベイスターズにジャックされていました!!2022年のベイスターズスローガンは「横浜反撃」。去年は12球団で唯一助っ人外国人が入国できないままシーズンを迎えいきなり6連敗、20戦終えた段階で勝率.150を記録。もちろん*6最下位に終わり、選手人生を横浜で始め横浜で終えた三浦大輔番長の悲しい監督就任1年目シーズンとなりました。なんというか非常に横浜らしいというか。監督になっても横浜の洗礼は続くのか。

 

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81 三浦大輔「やられっぱなしじゃ終われない」

我らが番長!私たちは番長が胴上げで宙に舞う姿が見たいです!

 

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0 大田泰示「復活の年 勝負の年」

今シーズンから横浜に移籍した大田選手。日本ハム自由契約(戦力外)となり、今年新たな地で再び開花できるか注目です。

 

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1 桑原将志「勝利は俺からはじまる」

2017年、1回に先頭打者ホームラン・9回に逆転満塁ホームランを打つなど絶好調のシーズンを終えた後スランプ気味になっていたのが、昨シーズンに爆発。「勝利は俺からはじまる」という強気の文面は1番打者であるゆえのものでしょう。

 

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2 牧秀悟「自分を超えていく」

昨年、1年目ながら1軍どころか4番打者として定着、新人として初めてサイクルヒット*7を達成するなど記録まで樹立してしまった、10年目くらいの風格を感じる長野県出身(ここ重要)の選手です。ルーキーイヤーに活躍した選手は2年目以降にイップスに陥ってしまうことがよくあるのですが、ここは更に羽ばたき、「自分を超えて」いってほしいところです。

 

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3 藤田一也「やり残したことがある」

2005年ベイスターズに入団、ショートとして活躍するも2012年シーズン途中に楽天へトレード移籍。泣きながらベイスターズと別れ*8楽天で活躍するも2021年に戦力外通告。しかし本人は39歳ながらも現役続行の意思を表明、これに古巣のベイスターズが獲得に名乗り上げ10年ぶりにベイスターズへ帰ってきましたベイスターズでやり残した「優勝」、ファンとしても藤田が横浜で優勝する瞬間を見たいです。

 

……これ全員分やるの?

見る側も飽きますし私もさすがにあと何十人分も書くのはキツイのでこれくらいにしておこうと思います。ただこれだけは言いたい。宮﨑敏郎大好き!

 

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この日の本題はこちら!鎌倉近辺までお出かけしてきました。ノープランかつ降雨という最悪の状況で執り行いましたが楽しかったです。ひとりではないですが、FF方ではなくプライベートなのでドッキリとかは仕掛けられてません。

天候が悪いため空いてはいましたが、逆に雨が強すぎて鎌倉で撮った写真が1枚もありません。鶴岡八幡宮まで行ったのに1枚もありません。またの機会に撮影したいのですが、晴れてたら混んでるだろうからなあ。。

 

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こちらが唯一鎌倉で撮った抹茶ショコラなんとかかんとか。さすがスイーツ抹茶の味ではなく本格的な味わいでした。

 

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七里ヶ浜に移動したころに雨が幾分かマシになったのでカメラ取り出し。ぽっぽっぽが揃って雨宿りしていました。

また、七里ヶ浜駅からすぐの七里ヶ浜高校は「青春ブタ野郎」シリーズ、「侵略!イカ娘」、「ハナヤマタ」など、数多くのアニメにおいてキャラクターが通う学校のモデルになっています。立地的に青春群像を描くにはピッタリの場所なんでしょうね。

 

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超有名な鎌倉高校前駅付近の踏切ですが、平日の雨となれば撮影者は皆無。ボーカロイド曲「少女レイ」のイラストがここっぽいなんて言われてますね。

 

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向かい側に立てば完全に「TARI TARI」のオープニング。こちらは七里ヶ浜高校ではなく鎌倉高校がモデルだそうです。アニメでは踏切を渡ってすぐの坂を上っていってた気がしますが、実際の校門は違う位置にあるらしいので確証はないです。

 

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藤沢に移動して本格派カレー。ここまで来てシラス丼を食わずカレーを食べ、しかもわりと本格的なお店なのにナンではなくライスを頼む逆張りっぷりです。店選んだの私じゃないしライスの方が好きだし……

 

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江の島まで来ました。来て初めて江の島が鎌倉市ではなく藤沢市であることを知りました。江ノ電が鎌倉観光というイメージが強く、なら社名の江の島も鎌倉の一部だろうという完全な思い込みでした。驚き桃の木。ひょっとして常識……?

 

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江の島上陸の写真。ブレブレですがそれくらい寒かったんです。この鳥居の先、坂道を下って主人公が自転車通学しているシーンがTARI TARIにありましたね。チャリ通という経験が私にはなかったのですが、ここから橋を渡って鎌倉高校付近までって毎日通える距離なんでしょうか……。

 

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江の島シーキャンドル(灯台)はパスして島をグルっと回る作戦に出ますが、この橋の先が行き止まりの洞窟(しかも有料!)になっていたため断念。

 

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橋の下にある岩場には階段が下ろされており、普通に入ることができます。岩と岩のスキマ道に波が押し寄せたり、引いたり。長野生まれ埼玉住みの私は海を前にはしゃぎっぱなしでした。

 

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ちょっとはしゃぎすぎでは?

 

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といった具合に鎌倉・江の島を楽しんできました。今回はあまり歴史的な建造物には触れず、13年前に行ったきりの大仏や、開始2分で人の首が飛ぶグロアニメ未だ名作として語り継がれるエルフェンリート*9極楽寺駅などは行けなかったので、また近いうちに、今度はしっかりと計画を立ててリベンジしたいですね。

 

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ζ*'ヮ')ζ<うっうー!

25日(金)は高槻やよいの誕生日!毎年この日に恒例となっていた「やよい軒高槻店にプロデューサーが大行列を作る」が公式認知され、今年正式に全国の店舗でコラボを実施。もやしたっぷりのしょうが焼き定食を頼むとこのようにバースデーカードがもらえました。

 

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ミリシタを起動したらNow Loading…画面にちょうどやよいが出てきてくれました。

 

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バースデー画面を起動してからも撮影。ただ読み込みが長すぎて半分くらい食べちゃいました。通信制限……

 

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この後はご飯をおかわりし過ぎて腹をギュルギュル鳴らしつつ、萩薬師さんじろちょさんの3人でカラオケしました。グラスワンダーとは遠く離れることなく近くにいつづけたいですね。

 

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じろちょさんはお帰りの際に品川→三島で幹課金7時間半お疲れ様でした。ひとまず、中国地方遠征から帰ってきてからのお出かけはざっとこんな感じでした。以上、ひたすら出来事をダラーっと書いていくだけの記事にお付き合いいただきありがとうございました。

 

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ちなみにこの日開幕戦を迎えた横浜はボロ負けしました。

 

 

*1:放送装置更新の時期が偶然被ってしまったためで、ワンマン化直前を狙ったわけではない。はず。

*2:箱根ケ崎駅撮り鉄の方が車掌に中指を立てられた事件。該当の電車は本来中央線から直通する運用であったところが運休、急遽八高・川越線用の209系3100番台を拝島から高麗川で同じ時間に走らせ対応したもので、被写体としてはレア、車掌さんにとっては疲れる事態、という背景がありました。とはいえ立てちゃイカンでしょ。

*3:ワンマン改造で車両が抜ける分の補填として数年延命されていただけであり対象外というと語弊があるのですが、こうやって長ったらしく書くことになるので気にしないでください。

*4:全ての曲で選択するアイドル自体に制限はないが、歌い分けのない曲では選択したアイドルではなく曲ごとに固定されたアイドルの歌声が流れる。

*5:決してそっち方面の作品が浮かんでくるとかそういうことじゃないですよ!?

*6:と思ったら中日が終盤から熾烈な最下位争いに参戦。外国人選手の合流があれば5位で済んだ疑惑が浮上中。

*7:1試合でヒット・2塁打・3塁打・ホームランを全て打つこと。守備側の処理が難しい位置に打球を落とさないと1度に3塁までたどり着けないため、ホームランよりも3塁打が特に難しいとされている。

*8:トレードは相手球団の選手と文字通り交換する形式で球団側が行う。そのため本人の了解なしに交渉が進められるという特性を持ち、決定後に本人へ伝えられることが多い。

*9:江ノ電に乗りながらエルフェンリートのことを思い出したので胴体からぶった切られないか不安になりました。

中国地方遠征④──ドキドキ帰宅部

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いよいよ帰るだけになってしまいました、八川です。

本日はゆったりめのスタートとなっており、岡山を7時43分に出て、京都で少々時間を潰し、さいたま新都心に23時ごろ着く行程を組んでいます。18きっぷなのでもちろん全区間在来線で乗り通す予定です。

 

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少し早めに岡山駅に到着し、知り合って6年になるネッ友(非鉄オタ)と念願のエンカウントを果たし、数十分間おしゃべりしてました。「そういえば岡山にはあの人いるな……」と思って前日に声を掛けましたのですが、どちらも住処を離れる機会が少なかったためかすぐにOKが来ました。温まった年月的にも結構嬉しかったです。

津山線のホームに降りると国鉄急行色を纏ったキハ47ノスタルジーがいました。出会えるとは思ってなかったどころか存在を忘れていたので驚き。

 

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では、7時43分発の相生行に乗って東京を目指そうと思いますが、もう1本目から遅れています。どうやら安全確認を行った影響のようです。こんなに分かりやすい不穏はありません。果たして無事にたどり着けるのでしょうか。

 

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山陽本線 普通 相生行 7:43岡山→8:54相生

電光掲示板の表示から少し回復して、6分遅れで入線してきました。地味にクハ115-1111という嬉しい車番でした。ちょっとラッキー。

 

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岡山終着のやくも2号から接続を取るダイヤが組まれているようで強制的に待たされました。すごくアンラッキー。引退発表が出たばかりの381系が見られたのでヨシとしましょう。

 

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列車は11分遅れで岡山を発車。相生では1分接続となっており、ここまで遅れると待ってくれない可能性が出てきます。これはちょっとマズいことになってきました。

 

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というのも、元々京都でしばらく行動を共にする予定だったいーえるさんから、前日になって姫路から合流するという連絡が入ったのです。このため、別に私ひとりが勝手に旅程崩壊するだけならまだ良いのですが、今回の場合姫路から合流する彼を待たせてしまうことになるため、良識のある人間として遅れるのはできるだけ避けたいのです*1

 

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#有年でうねうね

 

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山陽本線 普通 姫路行 8:55相生→9:18姫路

驚異の遅延回復で相生に定刻通り着きました。

なんなら入線も撮れました。

どうやら乗車した相生行は元々通勤時間帯ということでダイヤが緩々に設定されているらしく、通常18分かけて瀬戸まで走破するところをこの列車は余計に5分(23分)かけてのんびり走るようで、まずここで6分ほど遅延回復。この後もいつもより多めに加速しまして、三石駅発車時点ですでに定時に戻っていました。戻るとしたら三石~上郡の長区間だと思っていたので、まさか手前の段階でスジにのせるとは……。

 

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とここで、姫路から乗り換える予定の新快速が途中の網干始発であることに気づき、「どうせなら始発で乗った方が確実に席確保できるし、いいんでね?」ということになり、いーえるさんにその旨を伝えて乗り換えることにしました。

 

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山陽本線 新快速 近江塩津行 9:14網干→10:59京都

というわけで新快速に乗車し、しっかりと向かい合わせの駅を確保。揺られること約10分、いよいよ姫路に到着、いーえるさんと初エンカです!

 

 

萩薬師「こんにちは(着席)」

八川「????????」

 

萩薬師「萩薬師です」

八川「???????」

萩薬師「ビックリしました~?(スマホからいーえる氏の声が聞こえる)」

八川「???????(まだ硬直している)」

萩薬師「ブログのネタになるでしょ~

 

なったよ!!!(怒)

 

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ドッキリを仕掛けられました。その名もズバリ「サンライズを見送ってくれたはずのオタクと突然関西で合流したらどんな反応をするのか?」。答え、思考停止します。

元よりいーえるさんと萩薬師さんは仲が良く、どうやら私がいーえるさんを誘った段階でこのドッキリの計画が進んでいた模様。前日に夜行バスで京都入りし、新快速で姫路まで行き迎撃されるということが2月に決定していたことが分かります*2。そうか、だからわざわざこのためにサンライズを見送ってくださったのか。そしてその段階でこのドッキリは決定していたのか。悔しい。ものすごく悔しい。通話の先でいーえるさんが爆笑していました*3

 

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ドッキリが成功しご満悦の萩薬師さんは、新快速の次の停車駅である加古川で降りていきました。いやボックス取った意味は??

ただこの乗車は予想外だったようで、本来姫路での乗り換え時間に突撃されるはずが、私が突然網干始発に切り替えたことで姫路城による時間を削り乗らざるを得なくなってしまったようです。ドッキリを仕掛けられた側のせめてもの抵抗でした(遠吠え)

(2022年3月22日追記)……ドッキリを仕掛けた視点からもブログが出ました。ニヤニヤしながら夜行バスで京都に向かう萩薬師さんをぜひご覧ください。

hg894.hatenablog.com

 

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ζ*'ヮ')ζ<うっうー!

高槻駅に着いた瞬間に高槻やよい高槻市の公式観光大使になっていることを思い出しました。旅程組んでる段階で思い出してたら確実に寄ってました。これは後悔。

 

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京都に到着。地下鉄でやってきたいーえるさん(本物)と合流し、嵯峨野線にあるラーメン屋さんを目指そうと思ったものの目の前で電車が発車。萎え萎えになった2人は「そもそもまだ時間あるし、ちょっと別の所行こうか」という話になり、私の提案で奈良線へ。

 

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JR奈良線 普通 奈良行 11:19京都→11:24稲荷

※写真は3年前に木幡駅で撮影。

ちょうど205系1000番台が停車中だったのでこちらに乗車。前回京都に来て以来3年ぶりの乗車になります。

 

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FFの方にいなりさんという音鉄の方がいらっしゃるので稲荷駅で降りてみました。駅から出て2秒で伏見稲荷大社というとてつもない好立地ですが、京都駅から2駅ということでみやこ路快速は通過します。伏見稲荷自体は行ったことがあるうえに時間を食われまくるので今回はパス。

 

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JR奈良線 普通 京都行 11:31稲荷→11:36京都

駅舎を撮っている間にいーえるさんが「おお、次の京都行103やん」とさらっと衝撃発言。2編成しか残っていない103系に偶然当たることができました、いなりさんパワーおそるべし。廃車になる寸前まで行ったにもかかわらず不死鳥のごとく蘇ったNS409編成です。3年前に惜別乗車しにきたはずだったんだが

 

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わずか5分の乗車でしたが、遭遇できたという事実で満腹の私は数枚だけ写真を撮って足早に立ち去りました。3年前に撮ってるし

今回の改正は減便が相次いでおり、どうも奈良線も例外ではないらしく、改正の度に落ちると言われている103系も今回は本当にヤバいのでは?と噂されているようです。線区は違いますがこの日もおおさか東線を去る201系の回送が行われており、国鉄車が関西圏から確実に姿を消しつつあるのは間違いありません。

 

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嵯峨野線 普通 亀岡行 11:53京都→11:57丹波口

103系との邂逅を終え、丹波口のラーメン屋さんへと向かいます。嵯峨野線だけやたらホームが遠くちょっと疲れます。

 

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丹波口駅に到着。高架下とはいえ駅舎が不安になるほどコンパクトです。ここで記念にICOCAを購入したのですが、デポジット500円以外に強制で1500円を吸われしっかりチャージされてしまいました。

 

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ここから徒歩2分ほどのラーメン屋「魁力屋」さんでお昼ご飯をいただきました。北与野にもあるチェーン店のようですがラーメンガチ勢というわけではない私が行ったことがなく初挑戦、めちゃめちゃ美味しかったのでまた行こうと思います。これ北与野だったら乗ってる九条ネギが深谷ネギにすり替わってるとかありますかね

 

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丹波口駅に戻ると、行きは素通りしていた「平安京朱雀大路跡」が。ズバリここ!というわけではないようですがすぐ近くに通っていたようで、1500年の歴史を感じます。

 

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嵯峨野線 普通 亀岡行 12:57丹波口→13:14保津峡

ラーメン完食後はいーえるさんのおすすめで保津峡駅へ。嵯峨嵐山駅から一駅隣ですが、嵯峨野線山陰本線)の新線切り替えにあたり峡谷のど真ん中をぶち抜いた際に作られた駅で、ホームからは絶景を望むことができます。

 

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こりゃすげえ。駅ホーム上から撮影した光景だとは思えません。渓谷にぶら下がる吊り橋からの眺めのようです。一時期登山にハマっていたのもあり、こういう景色に結構弱いです。

ちなみに私はめちゃめちゃ高所恐怖症です。風は強いわ小雨はパラつくわで一刻も早く駅を立ち去りたかったです。眺めはいいんですが本当に吊り橋にいる気分になりました。

 

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嵯峨野線 普通 京都行 13:23丹波口→13:44京都

※写真は3年前に撮影。映り込んでる方々が全員半袖なので察してください。

命からがら(?)京都駅まで戻ってきました。車内では「静岡ローカル区間が面倒くさい」「なら新幹線使ってもいいんじゃない?」「使うか~」と冗談めいた会話をしつつもこれから帰宅に9時間かかることにわりと憂鬱になってました。

 

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いーえるさんはこの後何かを撮りに行くということで、高槻方面へ。お見送りをしたのち上りホームに来たところ車内トラブルがあったようで新快速がなかなか来ません。その間によく分からない回送の223系が通っていきました。乗せろ。

 

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琵琶湖線 新快速 近江塩津行 14:00京都→14:53米原

結果3分ほど遅れて京都駅に入線。琵琶湖線内はそれまでと比べ結構停車駅の多い新快速はなかなか遅れを回復できず、複々線区間が終わり複線区間に突入すると同じく遅れている野洲行の普通に追いつきそうになり大減速するシーンもありました。とうとう琵琶湖線にも必殺徐行区間

 

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車内トラブルってこれのことですかね。

 

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米原手前では新幹線速度向上のために製造されてきた歴代の高速試験車両がズラリ。先ほど駅間で止まりかけた新快速が申し訳なさそうに通過していきます。

 

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東海道本線 普通 大垣行 15:00米原→15:35大垣

4分遅れで到着した新快速から急いでJR東海へ……と階段を駆け下りたら今ちょうど入線しているところでした。さすがに遅すぎでは?と思っていると案の定発車が2分ほど遅れたため何かあったようです。

 

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何かありました。豊橋地区の強風の影響で遅れ・運休とのこと。今回の帰宅旅程は掛川~熱海のみロングシート区間と極限までクロスシートで行こうと組んだため1本でも逃すと地獄が待っており、まあ実際そこまでロングシートが嫌かというとそうでもないのですが、せっかく組んだので出来ることなら予定通り快適に帰りたいわけです。

 

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関ヶ原のあたりで急に車窓が銀世界に変わりました。ちゃんと天気予報を見ていたわけではありませんが雪マークが出てたらさすがに気づくので、強風が吹き荒れ雪の舞っているのは異常と言っていいでしょう。こういうのが前日までにあったら激萎えだったので、帰宅途中でまだ救いがありました。

 

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東海道本線 特別快速 豊橋行 15:56大垣→17:27豊橋

電車の遅れはなんとか回復し、大垣手前では車掌さんがこんなアナウンスを。「本日この電車の遅れは回復いたしましたが、名古屋方面の接続列車につきましては駅の電光掲示板をご確認ください」とのアナウンス。ご確認したところ、乗車予定の15時41分発新快速豊橋行がまるまる運休。この時点で豊橋から掛川行の311系に乗り換えることが不可能になり、夢の旅程は崩壊しました。帰れなくなくなったわけではありませんがもうこの時点でしおっしおに萎えてしまいました。車内では爆睡していたので、前日に中央線で運行を開始した315系は探そうとすらしませんでした。

 

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目覚めると、JR飯田線船町駅を勢いよく通過する名鉄の電車というぶっ飛んだ光景*4を見ることができました。眠い目をこすりスマートフォンを見ると

 

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運 転 見 合 わ せ

貨物列車が立ち往生してしまったようで、この先の東海道線が塞がってしまいました。こうなるとクロスロング以前に帰宅が終電になりかねません。厭世ならぬ厭東海道線的気分に陥った私は

 

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新幹線に逃げました。

だって早く帰りたかったんだもん。だって眠かったんだもん。だって掛川行に接続してくれなかったんだもん。

いーえるさんと冗談で交わした会話が現実になってしまいました。実のところ浜松からひかりに乗って熱海まで抜けてしまうのもアリだと思っていたのですが、まずこのひかりに接続する掛川行に乗れなかったので豊橋からこだまに乗りました。なおこだま号は全駅で後続ののぞみ等いろいろを待避していたため、乗る予定だったひかりに熱海時点で3分後ろにまで迫られています。つまり小田原で抜かされます。遅い。てかこれ新快速を運休にしたJR東海が悪いので返金を

 

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東海道新幹線 こだま740号 東京行 17:41豊橋→19:01熱海

新幹線にしては遅いとはいえ、在来線に比べ2時間も早く熱海に到着です。当時はノリで課金して失敗してしまったと思いましたが、あのまま東海道線を乗り通していた時のことを考えると、今となっては新幹線にして正解だったなと思います。趣味で乗ったのは実に5年ぶりでしたし、こだま号にも初めて乗れました。少々高めな勉強料がつきましたが、同時にしっかり時間と空間を買えたので後悔はありません。ウソです。めちゃめちゃひかりに乗りたかった。

 

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上野東京ライン 普通 小金井行 19:26熱海→21:37さいたま新都心

こだま課金は必ずしも悪手ではなかったと言い切れるのは、熱海で収録中だったかなゆめさんとお会いできたこと。改正で消滅する黒磯行を収録したばかりらしく、このあたりの改正案件を全捨てして中国地方に逃げた私とは大違い……と思いつつ新幹線乗り換え改札で合流すると、「よろしければ」と綾鷹抹茶チョコレートをくださいました。綾鷹抹茶で飼い慣らせるほどの古典的条件づけがなされている八川はこれに大喜び。遠慮なくいただき(遠慮しろ)、これが記念すべき100本目の綾鷹抹茶となりました。本数的にも思い出的にも忘れられない1本です。飲みすぎだろ。

かなゆめさんはまだ熱海に留まるということで、クタクタの私はやって来た東海道線でお先に失礼しました。ここでグリーン車に乗ることはサンライズの中から決めていたのですが、新幹線の散財からもう自暴自棄になっているようにしか見えません。ちなみに磁気グリーン券なのは、丹波口で1500円を吸ったICOCAをここで使おうとしたらグリーン車システムには非対応らしかったので、券売機にICOCAを突っ込んで買ったためです。

 

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鴨宮でどうすればこんな状態で放置できるのか疑問さえ感じるグリーン車案内が。鴨宮は上りだけ15両と10両でグリーン車位置がズレるため発注をミスったんでしょうか。

 

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急にワープしてさいたま新都心に到着!神奈川県から荒川を渡るまで魂が抜けて写真撮ってませんでした。この写真もただ駅名標を撮るだけなのにブレてます。お疲れさま自分。

 

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熱海から新都心まで快適に送ってくれてありがとうございました。休日ですが、10両編成ということもあり普通車はかなり混雑してました。グリーン車乗って良かったです。

 

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帰ってきた~!!

駅に着いた瞬間はあまり実感が湧きませんでしたが、改札を出て「帰ってきたんだ」「現実に引き戻されたんだ」という感情がひしひしと湧いてきました。

これにて5日間にわたる中国地方遠征は終了となります。最後の方はグダグダでしたが、実に100時間弱にわたる長い旅でした。読者の皆様も、ここまで拙文に付き合っていただきありがとうございました。この遠征だけで25000字くらい書いてたみたいです。

 

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ただいまポチャッコ!!

 

 

*1:良識はあることにしておいてください。

*2:なぜ姫路なのかはこの後萩薬師さんがそのまま九州へ向かう旅程を組んでいたため。

*3:彼は姫路での用などなく、京都の自宅で布団を被りながら聞いていたそうです。

*4:名鉄とJRは豊橋駅から下地駅の先まで単線で1本ずつ線路を所有しており、これを複線として使用することで共用しています。事実上名鉄伊奈駅より先はJR飯田線に乗り入れるような形で、途中の駅は通過し、本数は制限され、肩身の狭い思いをして豊橋駅に乗り入れています。

中国地方遠征③──貨物さんの貨物列車

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3月5日(土)

中国地方遠征もいよいよ折り返し、少し寂しくなってきた八川です。

前日もホテルはかいていさんとご一緒させていただきました。ホテル内からツイキャスをして、「今聞こえるもう1人の声は誰でしょう~?」とかやったりしましたが、なぜか視聴者には萩薬師さんと間違えられていました。サンライズ見送ってくれてたのに来てたら恐怖だわ。

 

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山陽本線 普通 糸崎行 8:11広島→9:30糸崎

回遊した広島を離れ、ふたたびローカル線を目指し山陽本線を上ります。227系の写真が全くなかったので広島駅構内の写真でお茶濁し。センバツ出場おめでとうございます。

かいていさんとは途中の八本松駅でお別れしました。2日間ありがとうございました。

 

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山陽本線 普通 相生行 9:32糸崎→11:02岡山

なんだこの食パン電車?!

存在は知っていましたが実際に見るととんでもない違和感!食パンと揶揄されるのも納得。ここからはこの食パンで岡山県へ入ります。6両の客を3両で詰め込むのでこの写真を撮影している間に席が埋まるのではと思いましたが、最後尾の座席が1つだけ奇跡的に空いてました。

 

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寝てたら岡山でした。ここから芸備線ぶりの非電化区間を巡ります。まずは津山線からですが、今回津山線を本格的に巡るのはパス。路線名の通り津山まで乗り通します。

 

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津山線 快速ことぶき 津山行 11:10新見→12:17津山

芸備線では乗ることのできなかったキハ40(これはキハ47ですが)に念願叶って初乗車です。津山線の快速は、金川(かながわ)、福渡、神目(こうめ)、誕生寺、亀甲(かめのこう)など縁起の良い駅名が続くことから「ことぶき」という愛称がつけられています*1

 

f:id:E_Kisuki_Yakawa:20220308192630j:plainちょうどお昼時に津山駅に到着。席が埋まってたのでロングシート部分で乗り通しました。初キハ40がそれでいいのか?

 

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改札口には発車標が。今回の目的は因美線ですが、この間に姫新線の新見方面に行けるためそちらに乗車していきます。

 

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姫新線 普通 新見行 12:47津山→13:27久世

のりば間違えました。たしかに誰もいねえなとは思いました。始発で余裕があるので間に合いましたが。

 

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使い古されたネタですが、意図せずこの数字に遭遇してしまうと思わず言ってしまいたくなります。

 

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久世駅に到着。岡山県真庭市の代表駅、ということになっていますが、お隣の中国勝山駅の方が利用が多いです。しかしこの駅がダメ、というわけではなく、簡易委託とはいえなんと駅員がいます。キハ120形が1両でやってくる駅とは思えん(感覚麻痺)

 

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跨線橋からの風景。絵に描いたような山々がすぐそこに迫る中、左手には人々の営みを感じられる。ちょっと風情はないかもしれませんが、ローカル線の理想的な光景だと思います。今のところこの区間に明確な存廃問題はあがっていませんが、芸備線木次線が処分されるとなると姫新線のこのあたりは危ないと思います。

 

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2番のりばの待合所でご飯をパクパク。津山のファミマで調達した値引き商品を買ってきました。中国地方遠征記事になぜか皆勤賞のウマ娘

 

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ちなみに待合所の壁面はめちゃくちゃ治安が悪かったです。こんなところでゆっくりしてたまるか。

 

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姫新線 普通 津山行 13:48久世→14:27津山

人を寄せ付けない待合所とはさっさとおさらばして津山に帰ります。久世からは私以外にも1人乗車していましたので、少なくとも俺らは芸備線木次線の過疎区間とは違うぞ、という姫新線真庭市の抵抗を感じました。

 

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ふたたび津山に復帰。先述の通り、因美線の過疎区間を巡るため15時14分発の智頭行に

 

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乗らずに東津山に着きました。

実は津山線に乗車中、岡山在住の遅れ通過貨物さんからダイレクトメッセージが。「行程を見た感じ因美線のロスタイムが大きいので、こだわりがなければ車出しましょうか?」「はい!(即決)」とお誘いを受け、ありがたいことにお車で智頭までの各駅を巡らせていただけることに。1日数往復の区間のために何度も来るのは正直面倒くさい(決定的に駅巡りに向いていない発言)ので、お声掛けいただき非常に嬉しかったです。生半可な言葉では言い表せないほどの感謝です。

 

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高野駅。朝に走る智頭方面の上り快速は停車しますが、夜に走る津山方面の下り快速は通過します。

 

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駅名標が二重にある美作滝尾駅アグネスタキオンっぽくね?と思ってミマサカタキオンとか思いついたのですが、まずウマ娘が貨物さんに伝わりませんでした。Twitterで検索したら何件かヒットしました。恥ずかしさを二重に残してきました。

 

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くだらないことを言っていたら、津山から乗車予定だった因美線が。本来これで高野へ向かい1時間半次の列車を待機する予定でした。再三言っていますがこうして各駅を巡ることができたのは本当にありがたい話です。

 

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ゴーゴーレッツゴー 跳ねろマウンド三振奪取 決まってるぜ リーゼント 勝利だ三浦

ベイスターズ監督、番長こと三浦大輔と同名の三浦駅です。1992年に前身の横浜大洋に入団、98年に優勝・日本一を経験するもその後チームは長い暗黒期に転落。多くの選手が惨状を見限りチームを離れていく中、2016年に野球人生を横浜一筋で終えた神様のような選手です。ベイスターズファンはみんな番長のことが大好き。25年間で1度しか味わえなかった優勝の喜びを今度は監督として達成してほしい!そんな思いでいっぱいです。三浦駅で優勝祈願!

なお、貨物さんはです。ヤバい、さっき334とか言ってしまった……

 

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美作加茂駅。津山方面へは当駅始発・当駅止まりの列車が設定されている快速停車駅で、智頭までの途中駅では最も栄えており、有人駅です(ここに感動)。

 

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2番のりばには手書きの番線標が残存!特に鳥取の「取」の字がたまりません。こういった古い看板が放置されているのもローカル線の醍醐味のひとつです。

 

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知和駅。字形が似ていてややこしいうえに山陰本線には和知駅があります。どうかしている*2

知和駅は改札を抜けてホームまで上がるちょっとの空間が、漫画「のんのんびより」第2巻の帯に描かれている光景そっくりであるということで、正確な舞台の分からない同作においては聖地扱いされています。せっかく現地にいるので、貨物さんにその旨を伝えたところ「女の子がリコーダー吹いてるやつですね」と、作品をご存知でした。のんのんびよりは市民権を得ていました。にゃんぱすー!

 

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画像検索で「これはどう考えても知和ですね~」と感動(?)を共有していたところ、よくよく見てみると構内に駅ノートとともにのんのんびよりそのものが。誰が置いてったんだこれ。地元で知られているという事実に驚愕しつつも、せっかくなら……ということでちょっとお借りしてみました。

 

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文句なしに知和。

撮っていると貨物さんから「(れんげちゃんの)ポーズの真似して撮ります?」とご提案をいただきましたが、さすがに恥ずかしいのでやめておきましたなのん。でもちょっとやっておけばよかったかもしれないと後悔してるん*3

 

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美作河井駅。屋根に雪が積もり始めました。この先列車は長いトンネルをくぐり鳥取県に入り、山々が近づいている証拠ともいえます。

 

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ホーム端からは「矢筈城跡」の文字が。「あれなんて読むんでしょうね?」と尋ねたら「やがわじょう」のレスポンス。私城主じゃないです。

 

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駅前に説明書きがありました(水平に撮れ)。読みは「やはずじょう」で、「確か〇〇のはず~」の「はず」で使う漢字ですので何のひねりもありませんでした。

詳しく読めば分かりますが、ざっくり言えば開城して明け渡すまで1度も落とされなかった難攻不落の堅城であると語られています。高い標高に建てたことで攻めづらい、というのは弥生時代紫雲出山からも分かりますね。強そうな城だったのでやっぱり矢川城ってことになりませんかね

 

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一通り写真を撮り終え戻ろうとした瞬間、少し離れたところの屋根から雪が落下してきました(写真中央より少し右に散らばっている雪)。おお怖。

ここから次の駅までは県を越えねばならず、ナビは近道ではなく遠回りの48分かかる道を案内してきやがりました。貨物さんは安全運転を心がけて近道で行きます!と発進したものの、近道は路面凍結のため全面通行止でした。安全運転どころか、死ぬぜ。ということで48分かけて次の駅へ向かうこととなりました。ナビは正しかった。

 

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なぎです。ネギではありません*4

 

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ホームに至るまで異常に長い階段があります。高低差のためなのでしかたないのですが、周辺の駅と比べ若干ハイスペックに見えてきます。

 

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何やら明らかに最近設置されたであろう安全確認用のモニターが。この奥には同じく新品の柱でカメラもついており、その映像がこちらに映し出されている様子。貨物さんがモニターを監視しつつ私がカメラの前に行ったら映ったらしいので間違いなく連動しています。

実は当駅には始発列車が設定されており、智頭を跨いで唯一鳥取まで向かう列車になっているのですが、これがこの下りホームから上り方面へ発車していきます*5

現在はツーマンですが、この新品のモニターとカメラからしワンマン化されることが推測できます。ホームが大きく曲がっているので視認するためのものでしょうが、この始発列車のために数十万、下手したら百万単位のお金をつぎ込むとは、まだ因美線には望みがあるととらえていいのでしょうか?

 

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そうこうしていると津山行のキハ120形がやってきました。乗客も降客も0人。あれ?

 

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土師駅。急に駅舎が消失して待合所だけになってしまいました。文句なしの三浦駅以下です。

「はじ」と読む地名は大和時代に使われた「土師器」と関係があるのかな?と思い後から調べると遠い親戚のようなものらしく、埴(はに)と呼ばれる粘土で埴輪を発明した人物が「土師」という姓を賜り、以後子孫がそう名乗ったために当時の土師氏が持っていた領地にそのまま土師という地名が残っているそうです。近鉄にある土師ノ里とかもそのひとつだとか。土師器は埴を使って作る土器だから土師器というみたいです。なぜハニハジに変わった(訛った?)かはよく分かりません。

とにかく、このあたりは歴史的には由緒ある土地ということになります。そこにこの駅舎でいいのかとも思えてきますが、利用客が少ないのでしょうがない。

 

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智頭駅に到着する頃には完全に夜になっていました。当駅を境に因美線の栄枯を分けた遠因*6を作った智頭急行が乗り換えられるということもあり周辺は栄えているものと思い込んでいましたがそういうわけでもなく、ただ接続駅であるという感じでした。これの究極版が①で紹介した備後落合ですね。

ですが全く栄えていないというわけではなく、立派なロータリーと駅付近には飲食店が。東津山から土師までには無かったのでここだけで「俺は一味違うぜ」という雰囲気が見てとれます。真っ暗ですが。

 

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その駅前にある飲食店で夜ご飯です。こちらは「ホルモンラーメン」。スープと熟成されたお肉が非常に美味しかったです。駅前にあるので智頭を経由する旅を計画されている方はぜひ。

 

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駅に戻るとちょうどキハ120形が入線。今回はのりば間違えではなくちゃんとここで撮ろうと思ってました。

貨物さんとお別れし、ここは当初の旅程通りの列車に乗っていきます。

 

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因美線 快速 津山行 19:24智頭→20:36津山

途中停車駅は土師・那岐・美作加茂・東津山。智頭までの旅客列車を津山まで入庫させるにあたり運転されているという側面が強く、いわば快速備後落合行の逆パターンです。ただこちらはしっかりと地元の方がいらっしゃいました(那岐で降りました)。

道中は飛ばしまくるというとそういうわけではなく、大量の必殺徐行区間も相まって那岐~美作加茂はおよそ30分かけて駆け抜けます。そもそも那岐~美作河井が10分近くかかるのでしかたのない面もありますが、それでもちょっと遅さが目立ちます。

 

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美作加茂では列車交換のためさらに6分停車。相手は智頭行最終列車で、立ち客がいるほど混雑していました。意外というと失礼ですが、因美線の未来はまだギリギリ明るい気がします。まあそりゃあ芸備線木次線という比較対象が突飛すぎるというのはありますが。

 

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津山駅に到着。長時間ともにいた因美線ですが、列車として利用したのはこの1時間ちょっとだけ。

 

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4番のりばにはその日の役目を終えたキハ120形が静かに眠っていました。まあ津山線の邪魔なだけなのでそのうちどくと思いますが。

 

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昼に見た液晶ディスプレイをふたたび見ると今度はすべて「最終列車」の文字が。津山駅は朝の始発が早く、津山駅終着の列車が遅いことで有名ですが、各方面へ出る最終列車自体はそこそこ早めに設定されています。

 

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因美線は快速で精一杯津山まで下ってきたわけですが、私を見送った貨物さんの車がすでに駅前で待機済み。津山から再び拾っていただき、宿泊先の岡山まで送ってくださることになりました。智頭までの各駅を巡ってくださった上に深夜のこの時間まで乗せていただき本当に頭が上がりません。しかし快速でも車に勝てない因美線が悲しくなってきます。

車内では野球の話でめちゃめちゃ盛り上がりました。好きな球団こそ違いますが野球が好きというのは同じですので、お互いの情熱を語りました。

 

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私を乗せた貨物さんの貨物列車は22時過ぎに岡山へ到着、津山から安全運転で送ってくださいました。重ね重ねですがこの場を借りて感謝申し上げます。

岡山駅名物の洗練された発車標で匂わせツイート。貨物さんの方がふぁぼ数多いのですがこれは今年横浜は阪神にボロ負けしてしまうということでしょうか

ということで、地獄のような待ち時間を抱えていた5日(土)の旅程は天国のような楽しい時間へと変貌し終了しました。この岡山駅到着をもって中国地方遠征の目的は果たされ、6日(日)は上り列車を乗り継いで埼玉に帰るだけとなります。

 

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次回 ドキドキ帰宅部

誰かがなんかします。

localkisuki.hatenablog.com

 

*1:なお神目と誕生寺はほとんどの快速ことぶきに通過される模様

*2:なお芸備線には下和知駅があります。どうかしている。

*3:ちなみにもうひとつ、私は知和と聞くと斎藤千和という声優さんを連想するのですが、確実に伝わらないかつのんのんびよりとは違って納得もしていただけないと思ったのでやめました。

*4:アイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドル「久川凪」の自己紹介文。私ははーちゃんよりなーちゃん派です。

*5:送り込みとして智頭発那岐行の設定もあるものの、こちらは改正で廃止され回送となります。

*6:鳥取と各地を結ぶ特急は智頭急行が開業すると因美線の智頭以南を通らなくなり、普通列車の運行系統もほぼ完全に分断されました。